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「途中で観るのやめた」「二度と観れない…」“生々しい脚本”に悲痛の声も…だけど「最高傑作」清純派女優が魅せた名作ドラマ

  • 2025.11.7

ドラマや映画の中には、物語の世界に引き込まれ、気づけば時間を忘れてしまうほど夢中になる作品があります。今回は、そんな中から"没入してしまう名作"を5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、ドラマ『スマイル』(TBSテレビ系)をご紹介します。笑顔の裏に隠された痛みと希望、そして人間の優しさと強さを描き出した感動作とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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インタビューに応じる、女優・新垣結衣(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『スマイル』(TBSテレビ系)
  • 放送期間:2009年4月17日~6月26日
  • 出演:松本潤(早川ビト 役)

早川ビト(松本潤)は、フィリピン人の父と日本人の母をもつハーフの青年です。日本で育ちながらも、自らの出自に複雑な思いを抱えていましたが、いつも笑顔を絶やさず、前向きに生きていました。昼は食品会社で働き、夜は夢を叶えるためにアルバイトに励む日々――。

ある日、ビトは本屋で制服姿の少女・三島花(新垣結衣)と出会います。花は失声症のため言葉を発することができず、万引きの濡れ衣を着せられそうになっていたところを、ビトが助けたのです。太陽のように輝く花の笑顔に、ビトの心は強く惹かれていきます。

しかしその後、ビト自身も身に覚えのない罪で警察に追われることに――。絶望の中、夜の渋谷を逃げ回るビト。そんな彼が出会ったのが、弁護士の伊東一馬(中井貴一)でした。この出会いをきっかけに、ビトは一馬とともに社会の理不尽や偏見に巻き込まれていくことになります。

声を失った花、まっすぐに生きようとするビト、そして弁護士の一馬――。運命に導かれた3人は、それぞれに傷ついた過去と秘密を抱えながらも互いを支え合い、困難を乗り越えるために力を尽くします。さらに、物語は2015年の世界を舞台に、服役中のビトと刑務官・柏木(勝村政信)との心の交流も描かれました。純粋な愛の強さを真っすぐに描き出した、心に響くヒューマンラブストーリーです。

松本潤×新垣結衣――優しさと痛みが交錯する社会派ドラマ

『スマイル』は、2009年4月から6月までTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された、全11話の連続ドラマです。脚本は『花より男子』シリーズで知られる宅間孝行さんが手がけています。松本潤さんにとっては約2年ぶりの主演作で、放送前から大きな期待が寄せられました。

主要キャストには、新垣結衣さん、中井貴一さん、小栗旬さん、小池栄子さん、勝村政信さんら実力派俳優が脇を固めています。中井貴一さんは12年ぶりにTBSドラマへ出演し、弁護士・伊東一馬を熱演。また、小栗旬さん演じる林誠司は、物語の鍵を握る重要な人物として、緊張感のある演技を披露しています。

そんな中でも、三島花を演じた新垣結衣さんの存在感は際立っていました。声を失った少女という難しい役どころを、繊細な表情やしぐさだけで見事に表現し、「演技が上手」「清楚な役が似合う」といった称賛の声が多く寄せられています。

その透明感あふれる笑顔には「可愛い」「初々しい」「まさに天使」といった感想も多く、SNSでは「ガッキーの最高傑作」と評する声も。彼女の柔らかで温かな演技が、作品全体に優しい余韻を残しています。

主題歌には、椎名林檎さんが書き下ろした『ありあまる富』が採用され、ドラマの世界観を象徴する楽曲として高い評価を受けました。

嵐ファンと新垣結衣さんのファン層の相乗効果もあり、放送当時から大きな注目を集めた作品です。

社会の偏見に立ち向かう若者たちの物語

本作の魅力は、“人を想うこと”の尊さを丁寧に、かつ力強く描いている点にあります。

生きるうえで避けられない差別や偏見、誤解や赦し――そんな現実の痛みと、登場人物たちの笑顔の裏にある秘密や過去が交錯する脚本は、「観返せないほどの名作」と評されています。

その生々しさに「二度と観れない…」「途中で観るのやめた」「あまりにも理不尽」など悲痛の声もありましたが、その一方で「松潤の演技がすごい」「小栗旬の悪役が圧巻」といった絶賛のコメントも多く寄せられました。さらに、「命について考えさせられた」「多くの人に観てほしい」といった感想も。

笑顔をテーマに、その裏にある痛みと希望を真正面から描いたドラマ『スマイル』。登場人物たちの生き様に息をのむ――まさに、“没入せずにはいられない名作”です。


※記事は執筆時点の情報です