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「信じられない」「マジか」“14年ぶりのアニメ化”にファン衝撃…「神アニメすぎる」絶賛された名作

  • 2025.12.5

かつて人気を博した名作が、時を経て新たな制作陣や技術によって再びアニメとして蘇る“再アニメ化”。原作の魅力を再発見させたり、新しい世代のファンを獲得したりと、発表されるたびに大きな話題を集めています。今回は、そんな“再アニメ化で再び脚光を浴びた作品”5選のPart2をお届けします。

本記事では第5弾として、2017年放送のアニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』(AT-Xほか)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“再アニメ化で再び脚光を浴びた作品”アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』(AT-Xほか)
  • 放送期間:2017年10月6日~12月22日

あらすじ

時雨沢恵一さんのライトノベル『キノの旅 the Beautiful World』を原作としたアニメ作品。

主人公である旅人のキノ(CV:悠木碧)と、言葉を話す二輪車の相棒エルメス(CV:斉藤壮馬)。2人は世界中に点在する、個性豊かな国々を巡る旅を続けています。訪れる国々には、それぞれ独自の法や常識があり、人々は自分たちなりの暮らしを営んでいます。キノとエルメスは、そんな国々を訪れても深入りはせず、「基本的に3日間だけ滞在する」というルールで、次の国へと旅立っていきます―。

アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』の見どころ ※ネタバレあり

時雨沢恵一さんの不朽の名作ライトノベルを再アニメ化したアニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』は、現代的な映像美で描かれる寓話的な世界観が高評価。2003年版の独特な雰囲気を愛する一部のファンからは「旧の方が好みかな」というコメントもあったようですが、洗練された作画と原作の魅力を忠実に再現した内容には多くの支持が集まりました。SNS上では「神アニメすぎる」「マジでいいアニメ」といった絶賛のコメントが寄せられ、新旧それぞれの良さが認められる名作として評価されています。

また、本作のキャスティングには、ファンを感動させるドラマチックな背景がありました。主人公・キノを演じた悠木碧さんは、実は2003年の旧作アニメの第13話『優しい国』でサクラ役として出演しており、当時11歳で声優デビューを果たします。それから14年の時を経て、脇役から主役として旅を続けることになった悠木さんの運命に、SNSでは「なんて素敵なエピソード」「サクラがキノになったのすごい」と、声優としての成長と作品との深い縁に感動する声が多く寄せられました。

14年ぶりのアニメ化に原作者「まっこと嬉しかった」

時雨沢恵一さんによる人気小説『キノの旅 -the Beautiful World-』が、アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』としてテレビアニメ化されることが発表されました。同作のテレビアニメ化は2003年以来、実に14年ぶり2度目となります。この知らせについて、原作者の時雨沢さんは自身のXで、以下のように語り、その率直な喜びを明かしました。

14年ぶり2回目という、甲子園みたいなことになりまして、まっこと嬉しかったです。
出典:時雨沢恵一(Sigsawa Keiichi) X 2017年12月30日

14年ぶり2度目となるアニメ化のニュースは、原作者だけでなく多くのファンをも驚かせました。アニメ化に対し、SNSでは「信じられない」「マジか」「前作から14年経ってることにびっくり」「めちゃくちゃ嬉しい」といった、時の流れへの驚きと再アニメ化への喜びが入り混じった声が寄せられたようです。

アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“優しくて痛烈な大人の童話”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です