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『国宝』22年振り“快挙達成”に日本中が歓喜→「何度観ても感動」「大記録おめでとう」偉大な功績とは

  • 2025.11.27

吉田修一氏の小説を原作にした映画「国宝」が公開から日を追うごとに人気を集め、幅広い世代の観客を劇場へと引き寄せ続けています。

物語の中心となるのは、任侠の家に生まれながら歌舞伎の世界で女形として生きる道を選んだ喜久雄と、彼の前に立ちはだかるライバル俊介。主演の吉沢亮さんと、横浜流星さんの緊張感ある共演が早くから話題を呼びました。

そんな「国宝」がついに、22年ぶりに邦画実写の興行収入記録を塗り替えるという偉業を達成しました。SNS上では「今の映画界でこの数字は本当にすごい」と驚きを込めた声もあり、どれだけ多くの人の心を掴んだ作品なのかが伝わってきます。

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2025年撮影。映画「国宝」完成報告会に登場した吉沢亮(C)SANKEI

「国宝」が興行収入173.7億円突破、“実写No.1”へ到達した瞬間

「国宝」の勢いは公開から半年を過ぎても衰えることなく、11月24日時点で公開172日目にして観客動員1231万人、興行収入173.7億円を突破しました。

これは長らくトップに立ち続けてきた「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(173.5億円)を超える数字であり、ついに邦画実写ランキングで単独1位の座を掴んだことになります。

快挙が発表されるとSNSは祝福の声で埋まり、「何度観ても感動」「大記録おめでとう」「4回観たけれど毎回胸が震える」といった感想が次々と投稿されました。なかには「こういう作品に出会えることが幸せ」と語るユーザーもおり、鑑賞のたびに新たな発見があるといった声も見られます。

さらに別の投稿では、「こんなに美しさに圧倒され、心の奥が揺さぶられる映画は初めてだった」と、作品の力そのものに魅了されたファンの熱量もうかがえます。歌舞伎の世界を丹念に描きながら、喜久雄と俊介の関係や芸の厳しさ、舞台に立つ者の孤独と誇りを丁寧に表現した点が、多くの観客の胸を打ったのかもしれません。

 また、映像表現の緻密さや役者の所作の美しさが語られることも多く、「劇場の大きなスクリーンで観た瞬間に、もう一度観たいと思った」との声も見られます。公開から時間が経ってもリピーターが絶えない背景には、細部までこだわり抜かれた映像美と、キャスト陣の繊細な表現が大きく関係しているようです。

記録を超え、人々の心にも深く刻まれた「国宝」

今回の記録更新は単なる数字上の快挙ではなく、多くの観客が繰り返し劇場へ足を運び、その熱量が積み重なった結果ともいえます。

 SNSでは「吉沢亮さんと横浜流星さんという“顔面国宝”の二人が並ぶだけで惹き込まれるし、男性の自分でもずっと見ていられる」と、出演者の存在感の大きさを語る声も寄せられていました。

 22年ぶりに歴史を塗り替えた「国宝」は、時代を象徴する作品として、これからも長く語り継がれていきそうです。


※記事は執筆時点の情報です