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25年前、いとこの結婚式で…中学生「どちらの方ですか?」外国人牧師の“清々しい切り返し”に「時が止まった」

  • 2025.11.19
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出典元;photoAC(画像はイメージです)

日本語を母国語としない方に何か質問をした際、意図が伝わらず想定外の答えが返ってくることは多いですよね。日本語には複数の意味を持つ表現が多いことが、要因の一つかもしれません。

MAYU.A(@q0922p)さんが、「外国人の牧師さんに出身地を聞いたら想定外の答えが返ってきた」という話題をThreadsに投稿し、注目を集めています。

いったいどのような答えが返ってきたのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

Threadsで見る

この投稿を見て、思わず笑ってしまった方は多いのではないでしょうか。

ですが、結婚式に参列した方にとっては、あまり笑えない情報だったかもしれませんね。神聖な結婚式を執り行う牧師さんが、まさかの「派遣」だったとは…。

確かに「どちらの方」という表現は解釈が幅広く、日本人でも文脈をしっかり読まないと、何を聞かれているのか分かりづらいことがありますよね。海外の方であれば、なおさらでしょう。日本人なら、「派遣と答えるのはふさわしくない」と、察することはできたかもしれませんね。

「派遣」という言葉を聞いた瞬間どのような雰囲気になったのか、その時の状況を投稿者さんに詳しくうかがいました。

時が止まった

ーーーとても面白いエピソードですね!牧師さんの返答を聞いた時のお気持ちをお聞かせください。

当時私は中学生だったのですが、もしかしたら「時が止まった」を初めて感じた瞬間かもしれません(笑)。何を感じるわけでもなく、予想外の返答にびっくりしすぎて父と母と顔を見合わせたように記憶しております。

ーーーその後、牧師さんとはどのような会話が続いたのでしょうか?

25年程前とかなり前の事なのではっきりと覚えていませんが、父と母とざわついたのは記憶にあります。「ア、ハケンデース」と返答くださった牧師さんは、とてもにこやかで晴々とした表情をされていて、その後は披露宴でしたのでそれ以上の会話はなかったかと…。

ーーーきっと牧師さんも、悪気なく答えたのでしょうね。文化の違いを感じました。

牧師さんは派遣やアルバイトが主流

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

ハケンデース。笑
昔飲み屋で仲良くなった白人のおっさん。たまに派遣やバイトで牧師をして、冬はユニバでサンタのバイトしてるって言ってました。笑
私が働いてた婚礼施設で呼んでた派遣の偽牧師さんは、本番だけカタコトで普段は日本語べらべら喋ってましたwカタコトの方がそれっぽいでしょ?との事でした
あれってペラペラ日本語喋れる白人が、わざとカタコト風に喋ってるってほんとなの?
ハケンデースって言うあたり絶対結構日本語話せるよね。
式場によっては本物の牧師さんがバイトでいらしてます。そうした本物には神父様は絶対にいません。牧師さんだけです。この方の場合は、多分本物ではないかと。
フェイクパスターって呼んでるんですが、外国人のそんなアルバイトがあります。でもたまに本物もいらっしゃいます。けっこう時給がいいんですよ

コメント欄には、「日本語は上手なのに、あえてカタコトで話す外国人もいるらしい」といった声のほか、「バイトや派遣でも、本物の牧師さんはいる」といった情報も寄せられていました。

実際、教会に専属の牧師さんがいない場合、派遣やアルバイトの牧師さんに依頼するのは珍しいことではないようです。派遣といっても、資格を持つ本職の牧師さんも多く、派遣会社によっては「資格保有者のみ登録」というところもあるのだとか。

式の雰囲気や希望に合わせて牧師さんを選べる場合もあるそうなので、これから結婚式を予定している人は、ご安心くださいね。

取材協力:MAYU.A(@q0922p)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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