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「素晴らしいカット技術」橋本帆乃香が“対日本選手”に見せた好ラリーに注目 長﨑美柚に勝利は「驚異的な逆転劇」【WTTスターコンテンダー・ロンドン】

  • 2025.10.26
橋本帆乃香(C)WTT
SPREAD : 橋本帆乃香(C)WTT

卓球の「WTTスターコンテンダー・ロンドン」が開催されており、多くの有力選手が参戦する中、日本勢が奮闘を見せている。女子シングルスでは、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)がベスト4に進出。日本人対決で披露したラリーに、大会公式も賛辞を寄せている。

■日本選手で繰り広げる優勝争い

橋本は今大会、張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)に続く第3シードとして出場。中国トップ勢が不在の中、好調を維持しており、上位進出が期待されていた。
その中で、カギとなったのは日本人選手との対戦。2回戦では17歳の小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)、準々決勝では23歳の長﨑美柚(木下アビエル神奈川)と対戦した。小塩とは昨年9月の「WTTフィーダー・パナギュリシテ」以来の顔合わせで、フルゲームの末に勝利。長﨑とは約7年ぶりの再戦で、先に2ゲームを奪われるも、そこからの逆転勝ちでベスト4に駒を進めた。
橋本の見せた高度なカット技術には、WTT公式も注目。公式Xでは、小塩戦のプレーについて「ホノカ・ハシモトの台上での素晴らしいカット技術だ」と絶賛。さらに長﨑戦には「マラソンのようなマッチポイント。ホノカ・ハシモトが0-2から驚異的な逆転劇を巻き起こした」と称賛の言葉を送った。
日本人選手との激戦を勝ち抜いた橋本は、準決勝で第1シードの張本美と対戦。今大会3度目の“同士討ち”となる中、世界ランキングで日本トップを誇る17歳に対し、どのような戦いを見せるか注目される。

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