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【話題の舞台】ファッション、デザイン業界で話題の『PLAY』 by Alexander Ekmanをレポート|GLOWブロガー菅沼伊万里さん

  • 2025.10.22

GLOWブロガーの菅沼伊万里さん。今回はコンテンポラリーダンスの舞台をレポート! ファッション、デザイン業界で話題の Alexander Ekmanによる『PLAY』 その魅力を余すところなく、お伝えします!


待望のAlexander Ekman 『P L A Y』来日!

先日、東京初台の新国立劇場にてパリオペラ座の演目『P L A Y』を観劇しました!パリオペラ座といえばクラシックバレエを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近ヨーロッパでは演目の半分はコンテンポラリーダンスを上演しているほどの人気ぷり。今回の演目はその中でもコンテンテンポラリーダンスの後継と言われる、私も大好きで追っかけていた振付家Alexander Ekman(アレクサンダーエクマン)が待望の来日! パリパラリンピック開会式の演出振付を行ったことで、世界中に認知されましたが、それまで日本では、なかなか知られておらず、業界内でも実際に見たことがある人は少なかったと思います。UNIQLOの柳井さんが今作品を気に入り、ラブコール招致したそうで、感謝しかないです!

海外遠征するくらい大好きなEkman作品

昔、大好きすぎていつ来るかもわからない来日など待っておれず、調べ上げて彼の他の作品を見にパリやドレスデンまで足を運んだこともあります。そして、この『PLAY』も2020年パリオペラ座上演を観に行く予定でした…。ところが、コロナ期間に入ってしまい、海外渡航が難しくなり、泣く泣く計画を断念することに…。
そうした経緯の中、今回まさかの『P L A Y』が自らやってくるではありませんか! この興奮と喜びを誰に伝えたらいいかわからないまま、とにかくいろんな人に見てもらいたいと思い、あえてダンス関係者ではなく、感度が良さそうな友人を誘い、彼らがどんな化学反応を起こすか別の楽しみをオプションにしていざ参戦。

Ekmanの魅力とは? コンテンポラリー界のおしゃれ番長!

Ekmanの何が良くてオススメかといえば、振付はもちろんのこと、音楽、衣装ともにオシャレで、世界観の統一性やユーモア、チャーミングさ、何をとってもセンスが良いのです。それでいてコンテンポラリーダンスの見識を問わないエンタメ性もあり、最後まで飽きない仕掛けがたくさんあるのです。
コンテンポラリーダンスてセリフもないし、敷居高そうだし、小難しそうだし…と敬遠する方は多いと思います。実際、哲学すぎて意味不明な作品もあるし、同業者でも難解な時があります。
でも、だからこそ、全体的な世界観がオシャレであるというのはとても重要!ファッションショーや映画を見ているような感覚で、細部にわたる彼のセンスが舞台に散りばめられており、どんな人でもその人なりの解釈ができるようにしてあるのです。

子供時代の遊び心を思い出すための旅『PLAY』

今回Ekmanのテーマ『PLAY』は、シンプルなテーマと構成になっているのでわかりやすく、第一幕は子供時代をイメージした無邪気でナチュラルな好奇心から発生する“遊び”、対照的に第二幕では大人になり“遊び心”を消失し、真面目でつまらないルーティンに疲弊する世界を表現していました。第二幕の静かで落ち着いたシーンでさえ、衣装や照明がオシャレなので飽きることなく、あっという間のエンディングでした。
舞台構成も、前半では舞台上でダンサー同士が遊んでいましたが、気づけば最後は観客も出演者も皆お祭り騒ぎで、大小ボールの投げ合い…まるでフェスのラストのようなカーテンコール! 皆をワクワクさせて、時には核心をつくような、「大人ってなんで自由じゃないの?」と私達に問いかけてくるEkmanの作品でした。

まさかのEkmanにバッタリ!

休憩終わり頃、会場で偶然にもEkman本人がフラフラ〜と歩いていたので、声をかけて少しお話をさせてもらいました。ちょっと興奮しすぎてお話というより自分の思いのたけを伝えることで一杯一杯になってしまいましたが。それでも、「東京が大好きだよ!」とニコニコ答えてくださいました。あんなに大胆なユーモアたっぷりの作品を作るのに、ご本人はちょっと人見知りな奥ゆかしい方で、それもまたチャーミングでした。(私が勢いよすぎて引き気味だった可能性も否めませんが…)

未知なる分野は3回チャレンジを!

今回誘った友人達も皆が「わかりやすかった!面白かった!オシャレだった!」と初体験の舞台に興奮していました。難しく考えずに、「かわいい」「オシャレ」という自分なりの感覚で気軽に見て欲しいと思っていたので、それぞれの視点がバラバラだったのもこの作品の良さだったなと思います。
歌舞伎にしろジャズにしろ、「私にはちょっと難解かな?」と思うものでも、なんでも3回行ってみれば、見どころが徐々にわかってくるので、大人の教養として、是非未知なる世界にトライして欲しいなと思います!

 

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