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合格可能性20%でも受かった!サピックスオープン模試“リアル結果”公開

  • 2025.10.17

こんにちは。中学受験を完走した中1娘、宇宙好きの小4息子を子育て中の、モンテッソーリ教師えり先生です。中学受験生にとって、小6の秋といえば「合格力判定模試」ですね。志望校と受験日程を入力して、合格可能性が出るアレです。娘も塾からの指示に従い、9月から毎月1回模試を受けて、全4回の平均で「持ち偏差値」を設定し、12月に併願校も含めた全受験校の最終調整を行いました。結果から言うと、12月に合格可能性20%判定がでた学校から合格をもらい、9月に80%判定がでた学校から不合格をもらっています。今回は、SAPIX合格力判定模試のリアルデータと、判定に一喜一憂しながらも最後まで走り抜けた私たち親子の記録を公開します。

対策が実った、9月・10月

9月と10月は共に、第一志望の合格可能性:70%第二志望の合格可能性:80% でした。9月の模試が良かった理由は、夏休みに算数の苦手単元を徹底的につぶしたこと。さらに、夏休み明けにも家庭教師をお願いして、塾のテストの分析や過去問の指導をしていただいたことで、算数の得点がよかったから。10月は算数は少し下がってしまったものの、新たに対策した国語の漢字や知識、社会の穴を埋めて合格可能性はキープできました。「対策したことが、きちんと結果に出る!」と親子で手応えを感じたのはこの時期でした。ちなみにこの時の「努力が実る感覚」は直前期の1月を耐えるモチベーションになりました。

模試で練習しておきたいこと

合格判定模試や、学校別オープン模試では、志望校を試験会場として選ぶことができたりもします。試験本番を意識して、試験会場までの道の確認、教室の中での時計の確認、トイレの場所の確認、試験前ルーティンや休憩時間の過ごし方を固めていくように意識しました。

11月で30%…まさかの急降下

順調だった9月10月を経て、11月の判定は30%。まさかの急降下です。一番の原因は算数のケアレスミス。ずっと直らなかった弱点が、このタイミングであからさまに足を引っ張り出してきます。「だから、ずっと言ってるじゃん…」とイライラが抑えられない私。結果を見た娘と話したのは「今、一点一点にこだわる強い意志を持てたら十分間に合う」ということ。力説するも、まだ全然危機感はない娘…もう、私が泣きたい…無理…なぜこんなに、のほほんとしているんだ…悟りを開いた私は「もし志望校に落ちても、長い人生で見たらそれは娘に必要な挫折かもしれない。挫折を糧に頑張ってもらおう」と自分に言い聞かせます。そして12月。まさかの20%判定。でもこの時は、なんとか冷静でいられました。なぜならば、過去問では合格者最低点が取れていたから。「SAPIX中学校を受験するわけじゃないから!」「志望校対策が進んでいるから大丈夫!」と娘と確認しました。結果として、この20%判定だった学校に合格をもらっています。

模試の結果をどう受け止めるべきか

9月から入試本番の2月まで、4ヶ月あります。その間に子どもたちは本当に驚くほどぐんぐん成長します。「入試を受けながら、入試期間中にも成長する」とおっしゃる先生もいるほどです。この記事を読んでいる方の中には、模試の結果を見て絶望している方もいるかもしれません。でもまだまだやれることはあります。入試1週間前に併願校の過去問の合格最低点も取れなくなった娘と、プラスワン問題集に立ち返って基本を見直しました。結果、間に合いました。子どもたちはまだまだ伸びます。逆に、80%が出て安心した方。9月時点で合格可能性80%が出た第2志望の学校は、過去問を解き進めていくと「国語が圧倒的に取りづらい」ことが判明しました。第1志望の学校の出題傾向に寄せていくと、ますます取れなくなっていきました。模試はあくまで模試。合格可能性は、この問題が出て、この受験者だったら、の数値です。中学入試はそれぞれの学校の先生が「0時間目の授業」として、特色のある入試を作成されています。子どもが目一杯頑張って、合格をいただけたところが、相性の良い縁のある学校、6年間を過ごす居場所だと考えることもできます。人事を尽くして天命を待つ。娘とずっとスローガンにした言葉です。親は努めて冷静に。やるべきことをコツコツと。最後の4ヶ月、どうか心身ともに健康に駆け抜けられますように。応援しています!

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