【糸島】路地の奥に佇む『糸島食ぱんや』で出会う素材の恵みあふれる食パン

こんにちは、パン大好きリビングふくおか・北九州Web地域特派員マイメッコです。 休日に糸島へ行き、車で唐津街道を走っていると、ふと目に入った小さな看板がありました。

近くのコインパーキングに車を停め、『糸島食ぱんや』と書かれた看板の矢印に導かれるように左へ曲がると、そこは少し静かな路地。

「この先に本当にパン屋さんが・・・？」と思いながら進むと、奥に落ち着いた雰囲気のパン屋さんが現れました。

路地の奥に静かに佇む『糸島食ぱんや』は、ご夫婦で営まれるパン屋さん。看板商品は素材にこだわった、やさしい味わいの食パンだそう。お昼時に訪れましたが、すでに売り切れのパンもあり、早くも人気ぶりが伝わってきました。

卵・はちみつ不使用、バター香るこだわり食パン

『糸島食ぱんや』のパンは、卵・はちみつ・マーガリン不使用。さらにバター100％・糸島の天然水を使うなど材料にこだわり、一つひとつ丁寧に焼き上げられています。 素材の力を最大限に活かしたパンは、ほんのりとした甘みとバターの香りが際立つ“やさしい美味しさ”。子どもから大人まで安心して楽しめる味わいです。 （※表記価格は全て税込です。）

■プレーン食パン「シカ」（900円）

看板商品のひとつ「シカ」は、しっとりとした口当たりと素材の甘みが感じられる食パン。トーストすると耳はサクサク、中はモチモチに仕上がり、生のままでもサンドイッチにしてもおすすめです。

カット済みの「カット食パン」も並んでいました。 今回は「シカ」を１本そのまま購入し、自宅で好みの厚さにスライス。食べてみると、やさしい甘さがふんわり広がり、シンプルながらも上質な味わいです。トーストして、外はサクッ、中はもっちりとした食感も楽しみました。

■プレーン食パン「ヤマ」（900円）

ふんわり軽やかな食感が特徴のお店自慢の食パン「ヤマ」。トーストするとさらにふわふわに膨らみ、香ばしい耳とあっさりした口あたりで、食事との相性も良いそうです。ふわふわ感が気になるので、次回「ヤマ」を購入してみようと思います。

■味付き食パンも豊富なラインナップ（1,200円〜）

プレーンのほか、「くるみ食パン」や「チーズ食パン」、「あん食パン」に「レーズン食パン」などが並びます。訪れた日は早くも「チョコ食パン」が売り切れ。人気の高さがうかがえます。

また、「あん食パンお試し／1枚」（200円）も販売されていました。初めての方でも気軽に楽しめる、嬉しいポイントですね。

種類豊富な「丸パン」も人気！

『糸島食ぱんや』では、食パンのほかに「丸パン」（100円〜）も販売されています。 プレーンをはじめ、白あん、レーズン、季節限定の和栗、芋あんなど、どれも手に取りたくなるラインナップ。棚には残りわずか、こちらも早い時間に次々と売れたそうです。

中でも気になったのが「芋あん」（200円）です。てっきりお芋ペーストの餡かと思いきや、“お芋の甘露煮とあんこ入り”と書かれていて、どんな“甘さ”なのかますます気になりました。

家でカットしてみると、おいしそうな層が現れました！食べてみると、ふんわり生地にほっくりとした甘さが広がり、口の中にやさしい余韻が残ります。紅茶とともに、秋のティータイムを楽しむ一品にも良さそうです。

丸パンはその場で仕上げる「できたてサンド」にも！

丸パンの「プレーン」がある日は、「あんバター」や「ハムチーズ」などをその場で挟んでもらえるメニューがあります。プレーンがあったので、迷わず「あんバター」を注文しました。

目の前でパンに切り込みを入れ、パンからはみ出すほどのたっぷりバターとあんこを丁寧にサンド。

バターの塩気とあんこの甘さが絶妙にマッチし、生地の香ばしさが引き立ちます。ボリュームがありながらも軽やかな口あたりで、思わず「もうひとつ」と言いたくなるおいしさ！出来立てならではのひんやりしたバターの味わいも格別でした。

イートインもOK。トースト＆コーヒーでほっと一息

店内にはイートインスペースもあり、「トースト＆コーヒー」（600円）などのメニューも用意されています。 焼きたてのパンの香りに包まれながら、ほっと一息つく時間も贅沢ですね。

ジュースなどのドリンクもあるので、お子さんと一緒に過ごすカフェタイムにもおすすめです。

ジャムやラスクの販売もあり、食パンと一緒に手土産にも良さそうですね。

訪れる前にSNSで最新情報をチェック

偶然見つけた『糸島食ぱんや』は、パンひとつひとつから伝わる丁寧さとあたたかさが魅力的なパン屋さんでした。 大久保さんご夫婦の手で毎朝焼き上げられるパンは、素材の味を生かしたやさしい味わいで、食卓用にも手土産にもぴったり。

車での訪問はもちろん、JR筑肥線筑前前原駅からも徒歩6分ほどでアクセスできます。また、営業日や営業時間は変わることもあるので、訪れる前にSNSで最新情報をチェックするのがおすすめです。 また訪れたい、そんな気持ちになる温かなお店。糸島にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。