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知らなかった?芸術だと?SNSで「#児童ポルノ」トレンド入り!怒りの矛先は「日本社会の異常さ」へ…JFA元幹部逮捕の波紋広がる

  • 2025.10.9

JFA元幹部をフランスが「厳罰」逮捕、波紋広がる

JFA元幹部をフランスが「厳罰」逮捕、波紋広がる
JFA元幹部をフランスが「厳罰」逮捕、波紋広がる

2025年10月7日、日本サッカー協会(JFA)の技術委員長を務めていた影山雅永氏(58歳)が、エールフランス機内で児童ポルノ画像・動画を閲覧・所持していたとしてフランスで逮捕されたとの衝撃的なニュースが報じられました。影山氏は事実を認め、現地で懲役18ヶ月(執行猶予3年)と罰金5000ユーロ(約88万円)の有罪判決を受け、さらにフランス領土への入国禁止10年、未成年者関連業務禁止10年、性犯罪者名簿への登録という極めて重い追加処分が科されました。

この事件は、日本国内で瞬く間に広がり、特にSNSのX(旧Twitter)上では大炎上。「日本社会の児童ポルノに対する法執行の甘さ」を浮き彫りにしたとして、連日、強い非難の声が相次いでいます。1日で数万件もの関連ツイートが発生し、「日本はOKという風潮がおかしい」「公共の場で堂々と閲覧する神経がヤバい」といった投稿が拡散されています。

フランスの「厳罰」と日本の「甘さ」の格差に嘆き

Xユーザーの議論で最も大きなテーマとなったのが、フランスの厳格な児童保護法と日本の法制度との格差です。

フランスではEU指令に基づき、実写・CG・アニメを問わず児童ポルノの製造や所持が厳しく禁じられています。今回、客室乗務員(CA)の迅速な通報による現行犯逮捕から、懲役刑と入国禁止10年などの重い処分に至ったプロセスを、多くのユーザーが「理想的で正義の執行」と評価しています。

一方、日本の児童ポルノ禁止法における単純所持罪は、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」と罰則が軽い点が批判の的です。影山氏が供述したとされる「フランスで禁止されていることを知らなかった」という言葉に対しても、「日本ではOKだと思っているのが本音だろう」「国際的に恥ずかしい言い訳だ」との厳しい指摘が目立ちました。

あるユーザーは、フランスの処分内容を列挙し、「日本の執行猶予3年と比べて、フランスの厳しさが正義」と投稿。この意見には5000件以上の「いいね」がつき、国際比較を通じて日本社会の「性犯罪」への甘さを指摘する声が広がっています。

公共の場での閲覧行為に「日本社会も異常」と怒り

今回の事件で特にユーザーの怒りを買ったのが、影山氏が飛行機内という公共の場で、隠すことなくタブレットを使用して画像を閲覧していた点です。

「58歳の社会的地位ある男が公共の場で10歳女児ポルノを見てもOKだと思ってるのが日本社会の異常さ」「人の目のあるところで堂々と見る想像力の欠如がヤバい」

といった非難が殺到しました。地位ある人間が公衆の面前で「許されない行為」に及んだ事実が、怒りをさらに増幅させる結果となっています。

この議論は、日本の現状にも飛び火しています。服の皺や影によって局部や胸のシルエットが浮かび上がっているような、性的要素を含む「萌え絵」の公共の場での使用は、SNSでもたびたび大きな批判と議論を呼んでいます。影山氏が主張したとされる「AIが生成したもので芸術の一環として見ていた」という言い訳にも、「気持ち悪くてフォローできない」「しんどい」など辛辣(しんらつ)な言葉で非難されています。

「芸術って言い訳、何でも貼り付けられそう」「街中でアニメポルノ掲示して『表現の自由~』っておかしい」など、「日本の公共空間における未成年者の性の商品化に対する許容度の高さ」を糾弾する意見も多く見られました。

法改正への要望高まる

Xではハッシュタグ「#児童ポルノ」がトレンド入りするなど、この事件は単なる一スキャンダルにとどまらず、日本社会の児童保護意識の低さを問い直す契機となっています。

Xユーザーからは「法改正を」「国際基準に合わせろ」といった政策提言が相次ぎ、署名運動の兆しすら見え始めています。日本社会における児童ポルノ規制の議論がさらに過熱しそうです。

(LASISA編集部)

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