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「子どもを産めない妻に言う言葉?」…義妹の妊娠に絶望した日

  • 2025.10.10

この漫画は著者・神谷もち(@mochidosukoi)さんによる、妊活から子育てまでの女性のリアルな葛藤をつづった物語です。自分が頑張っていることがうまくいっていない時、別の誰かが自分より先を歩いていると知ったら、ちょっと気持ちが沈んでしまうことってありますよね。特に妊娠や出産、育児については「競わなくていいこと」なはずなのに、友人や兄弟姉妹と比べて「自分の方が先に妊娠したい」とか「わが子の方が発達が早い」といった部分を比べてしまいがちです。そして、そうしたことはうまくいかないと負のループに陥りがちで…。

不妊治療がうまくいかなかった日、義妹の妊娠を知って愕然

主人公の高畑キリコは31歳の女性です。結婚4年目で不妊治療を始めて1年になります。職場では経理の仕事に就いていますが、治療のため同僚や上司に相談しながら治療を進めているところです。ただ、結果は思うようにいかず、「妊娠」や「子育て」の情報について敏感になり、社会の中で目に入ってくるそうした情報に対し「配慮がない」と感じる日々を送っています。

この日もクリニックの中や帰りの道で不妊治療をしている自分に対し配慮が足りないと思う場面が多くあり、気持ちがささくれていました。治療の結果も順調ではなかったため、自分へのご褒美にとワインとチーズを購入し、帰宅後に自分時間を楽しんでいたのですが…。

©mochidosukoi
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不妊治療は夫婦で足並みがそろうのが一番ですが、キリコさん夫婦は子どもを持つことに対して少し温度差があるのかもしれませんね。キリコさんが必死になって考えているほど、夫は妊娠や出産を自分ごとにできていない感じはします。

この日も、治療がうまく進んでいないことを知りながらの夫の発言なので、キリコさんが怒ってしまう気持ちも共感できる部分はあるのではないでしょうか。ただ、義妹の妊娠については「必ずどこかで耳に入る情報」です。このため、どのタイミングで知るかは時間の問題だったかもしれません。

今回の件については夫の配慮不足は否めませんが、だからと言って夫がキリコさんに対し「欠陥なパートナーだと思っている」ということまで言ってしまうのは言葉が過ぎたかもしれませんね。

著者:ママリ編集部

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