【男性心理を徹底解剖 vol.61】お悩み「子供が欲しくない彼と結婚してもいい？」

発売約1ヵ月で5万部を突破した著書『魔法のメス力』や『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール』の発売前重版が決定するなど、今話題沸騰中の恋愛コラムニスト。自身の経験をもとに男女共に幸せになれる恋愛論やメス力を提唱しており、恋愛や婚活、結婚に悩む女性たちから厚く支持されている。

【Instagram】@meri_tn

＞＞＞Message to Ladies.

「こんばんは。恋愛コラムニストの神崎メリです。

今回は、
『今お付き合いしている彼と結婚したいけど、
子供は欲しくなさそうなので迷っています。
男性の子供が欲しくないという気持ちは、
結婚しても変わりませんか？』
という相談です。

このお悩みは、難しい問題ですね。
結婚生活に直結する重要な部分なので、
“愛され力でど本命になれば、
相手が折れてくれるかも“といったような
駆け引きに使うべきではありません。

愛され力とは別の次元で、
人生の方向性が一致しているかを
見極める必要があるのです」

「まず、子供を持つか持たないかという価値観は、
結婚してから簡単に変わるものではありません。

これは男女逆のケースも同じで、
『自分は欲しくない』と言って結婚したのに
後になって相手から『やっぱり欲しい』と
言われるパターンもあります。

“しばらく一緒にいれば気持ちが変わるかも”と
期待する人もいますが、
子供を欲しくないという信念を持つ相手に対しては、
説得して変えさせることはほぼ不可能です。

また、仮に男性が一人っ子で十分だと考えていて、
女性が2〜3人欲しいと考えていた場合も、
完全にすり合わせることは難しいでしょう。

たとえ妥協して子供を持てたとしても
『本当は欲しくなかった』と思う気持ちから、
育児への協力が得られないケースもあるので、
この価値観の違いは、結婚以前に
明確にしておきましょう」

「女性には出産のリミットがある上に、
子供を持ちたいのであれば
男性の協力なしには実現できません。

年齢を重ねて30代後半から40代に入ると、
“このままで本当に良かったのだろうか”
という迷いが必ず出てきます。

子供を望む気持ちは本能的なものなので、
抑えようとしても抑えきれない場合が多いのです。

そのときに、“この人のせいで子供を持てなかった”と
相手を責める気持ちが生まれてしまう可能性もありますし、
周囲の友人たちが結婚や出産をしていく中で、
余計に寂しさや後悔を抱えてしまうことも。

相手が完璧に見える人であっても、
生き方の根本が違えば
将来的に大きな溝になる。

この点を軽視すると
後々深い後悔に繋がりますので、
しっかり話し合って、決断してくださいね」

＞＞Message to Gentlemen.

「子供が欲しい女性に傷つかないように、『子供は欲しくない』と伝える方法はありません。特に女性の場合、出産にまつわるリミットがあります。彼女を想うのであれば、正面から『子供は持ちたくない、その気持ちは変わらない』と伝えるべきです。必要なのは、“長い目で見て相手にとって誠意があるかどうか”なのです」

神崎メリさんとVOCEが3年半のコラボ連載を経て、満を持してお届けします♡
孤独で苦しくて眠れない夜のざわざわした女心を、メリ先生の「恋愛処方箋」で癒やします！

・発売日 : 2023/10/12
・言語 : 日本語
・単行本（ソフトカバー） : 162ページ
・価格：￥1300（税別）
・ISBN-10 : 4065337615
・ISBN-13 : 978-4065337615

撮影／岩谷優一（vale.）ヘアメイク／岩田ユイナ取材・文／高橋夏実（Spacy72・TEAM TAKAHASHI）