1. トップ
  2. ファッション
  3. 【群馬県片品村】尾瀬にある花の山「至仏山」

【群馬県片品村】尾瀬にある花の山「至仏山」

  • 2025.10.2

皆さんこんにちは!地域特派員のrinrin55です。

まだまだ暑さが続いていた8月末に、群馬県片品村の至仏山に登ってきました。

群馬・福島・新潟・栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園内にあり、群馬側からアプローチする人気の山です。

至仏山、尾瀬の名山のひとつです

日本百名山のひとつに数えられ、標高は2,228メートル。

お天気にも恵まれたにも関わらず、山頂ではジャケットを羽織りたいくらい、終始涼しかったです。

気持ちよく歩いてきましたので、レポートします。

マイカー規制がされていますのでご注意を

群馬県側は鳩待峠が登山口となりますが、大駐車場(戸倉駐車場)から鳩待峠までは、マイカー規制がされています。2025年は4/18(金)から11/4(火)まで、この間が登山のシーズン。

戸倉に車を停め、鳩待峠まではバスで向かいます。

土曜日7時半の戸倉駐車場、大規模ですが早めに着いた方が安心
鳩待峠までのバスは片道1,300円

鳩待峠に到着

20分ほどで、標高1,591メートルの鳩待峠に到着しました。

7年ほど前にも、尾瀬ヶ原ハイキングに来たことがありました。当時は現役だった鳩待峠休憩所がその役目を終え、新しい基地【はとまちベース】に生まれ変わっていました。

鳩待峠休憩所には、食堂・売店がありました。前回はここでお土産買って帰ったなあ。

はとまちベースの営業は10時からとのこと、帰りに寄りましょう。

この夏オープンしたばかりのはとまちベース、これからよろしくお願いします!
役目を終えた鳩待峠休憩所、今までお世話になりました
登山口はこちらです

鳩待峠からは、山頂を目指さずに尾瀬ヶ原ハイキングも可能。山の鼻ビジターセンターまで片道1時間、高山の湿原を楽しむのもよいですね。

今回は至仏山山頂を目指します。コースタイムは登り3時間、さあ出発です。

歩きやすい道が整備されています

しばらくは森の中を歩きます。

さすが尾瀬の百名山だけあり、歩きやすく道が整備されています。道標(道しるべ)も各所にあるのが安心。

土の道、木道、階段と、日々整備をして下さっている方々に感謝です。

途中まではだいたいこんな道
木道
階段

絶景ゾーンに入りました

歩き始めてから50分、視界が開けました。

ここからは絶景ゾーンです。お花もあり、尾瀬ヶ原の様子も見えてきました。

展望台など、写真撮影ポイントも沢山あります。

山ではこのピンク(赤)が目印、リボンに向かって前進
視界が開けました
朝9時半の絶景!

山は午後から崩れることが多いので、朝のうちにこの絶景を楽しんでおきます。

花の百名山

至仏山は花の百名山でもあり、高山植物の宝庫。季節ごとにカラフルなお花が楽しめます。

今回も、黄色・白色・紫色、とお花が沢山、疲れた体を応援してくれるように優しく咲いていました。

展望台でひと息つくハイカー、山では休憩がとても重要
色とりどりの高山植物が楽しめます
きれいに管理された木道に感謝

歩きやすく整備して頂いている山ですが、至仏山の特徴が蛇紋岩(じゃもんがん)。これがとってもよく滑ります(汗)

登山靴でも滑るので、スニーカーではかなり危険だと思われます。安全のために、無事に下山するために、必ず登山靴を着用ください!

まずは小至仏山へ到達

疲れてきた頃に長い階段があってきつい・・・

歩き始めて2時間半で、2,162メートルの小至仏山に到着です。

つるつる滑る蛇紋岩に気を付けて登るので、体力とあわせて(滑らないポイントを探しながら歩くので)頭も使っています。

鳩待峠からある程度の涼しさは感じていましたが、2,000メートルを超えると本当に涼しく、風も吹いてくれるので快適なハイキングです。

この階段がきつかった・・・
小至仏山の山頂
目指す至仏山の山頂はまだまだ先

目指す山頂も見えては来ましたが、まだまだ距離がありそうですね。

最後の力を振り絞って、再び歩き始めます。

いよいよ山頂です!

歩きはじめから3時間で、山頂直下まで来ました。

そこから15分ほどで、至仏山山頂に到達。11時半に着きましたが、既に沢山のハイカーがお昼休憩をしていました。山頂は比較的広いので、ここでお昼にします。

疲れを癒したら、午後は天気が崩れやすいので早めに下山します。

山頂直下の岩場、きれいなお花が咲いています
ようやく山頂!
手前:はとまちベース、奥:鳩待峠休憩所

登りで足を酷使しているので、転ばないように十分に注意、往路と同じ道を戻ります。

ただでさえ滑りやすい蛇紋岩は、疲れがたまっている下りではさらに危険です。集中力を切らすことなく、足元をしっかり確かめながら下ります。

2時間45分かけて、鳩待峠まで戻ってきました。

はとまちベースもにぎやかに営業中、とてもおしゃれな登山基地でした。お土産を購入して帰りました。

隣には山小屋風ホテルも開業。ハイキングの拠点でもありますし、このステキな峠が目的地にもなりうる!と思いました。

豪雪地帯・尾瀬の冬は早く、あと少しでシーズンオフに入ります。

登山・ハイキング・山小屋ホテルの宿泊体験、と様々な楽しみ方があります。

皆さんも、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。登山・ハイキングの際には、トレッキングシューズをお忘れなく。

元記事で読む
の記事をもっとみる