「たち合えばいいんでしょ？」出産目前、ゴルフへ向かった夫→その後、妻に放った“衝撃発言”に「産後の恨みは一生」視聴者絶句【しまうま劇場】

出産が近くなると、女性はメンタル的にも身体的にもキツくなってきます。そんな時、夫は一番近くで支えてあげなければいけません。ですが、なかなか気持ちが父親になりきれない夫もいるようです。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『いつになったら父親になる？』では、そんな子育てに関する問題をリアルに描いています。

【いつになったら父親になる？】子どものお世話だけが、パパの役割？#ショートドラマ

「いいわけないでしょ？！」

見ていたスマホを置いて夫を鋭く見上げる妻・美沙。出産間近でお腹は大きく膨らんでいます。

「え〜でも大事なクライアントとのゴルフコンペでさ」休日に会社の付き合いでゴルフに行く予定の夫。しかし、その日は出産予定日の10日前。

いつ産まれてもおかしくない状況の中、平然と出かけようとする夫に怒る美沙。

「パパになるんだよ分かってる？」夫は美沙の話にニヤけながら「分かってるって、出産たち合えばいいんでしょ？」と軽く答えるだけ。

"本当に分かってるんだか…"美沙は呆れてそれ以上何も言えませんでした。

ある日、美沙はリビングから聞こえてきた義母と夫の会話に耳を傾けました。

「最近、美紗ちょっとピリピリしててさ〜」

パンをかじりながら軽い調子で美沙の愚痴をこぼす夫。

それを聞いた義母は、妊娠中の美沙を気遣うどころか息子の肩を持つように話しています。

さらに「嫌になったらたまには実家帰ってきたら？」と提案。

夫も笑いながら「そうしよっかな〜たまにはママのご飯食べたいし」とまるで学生のような返事をしています。

リビングのドアの向こうでその会話を聞いていた美沙は、呆れ果て言葉を失うのでした…。

夫は結局、考えを改めるつもりなく、出産予定日の10日前に本当にゴルフに行くことに…。

「本当にいくつもりなの？」と玄関で美沙が止めようとしますが「陣痛きたらすぐ戻るし。まだ予定日まで10日もあるんだから」とそのまま何事もないように行ってしまいました。

夫が機嫌良くゴルフに向かっていると、美沙から着信が鳴ります。

電話に出ると「破水した！もう産まれそう」と苦しそうな声をあげる美沙。

一瞬夫の表情が固まります。

ですが次に出た言葉は、信じられないものでした。

「まじか…3時間くらい我慢できない？」

「ふざけないでよ！」美沙の怒鳴り声とともに電話は切れました。

「美沙？」夫が家に帰宅。

出産はすでに終わっていて、助産師から"病院に間に合わず自宅で緊急出産になった"と聞かされた夫。

驚き言葉が出ずにいると、ふとベッドの上で穏やかに赤ちゃんを見つめる美沙の姿が目に入ってきました。

その姿を見て「頑張ったな」と声をかけ、子どもに触れようとした瞬間ーー手を止められました。

「あなたに子どもを抱く資格はないわよ」

そう言われて「こんなに早く産まれると思ってなくて」かすれた声で言い訳のように呟く夫に、美沙が一言問いかけます。

「いつ父親になるの？」

その言葉が夫の胸に深く突き刺さり、夫は涙を流し続けるのでした。

YouTubeショートのコメント欄には、夫の自覚の無さに「3時間待てないってサイッテー」「産後の恨みは一生」などの声が多数寄せられていました。

妊娠すると女性は身体の変化があるので自覚が芽生えやすいですが、男性は環境があまり変わらないことから責任感がわきにくいです。ですが、出産は命がけでパートナーの夫が支える必要があります。

『いつになったら父親になるの？』は、父親になる自覚がないとどうなるのかを想像させてくれる素晴らしい作品ですね。

しまうま劇場（YouTube）

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