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意外と読めない?【漢字クイズ】「暫く」はなんと読む?→「ようやく」ではありません。

  • 2025.10.26

漢字にはたくさんの種類があって、なかなか覚えるのも大変ですが、意外といろいろな漢字の組み合わせで成り立っていることが多いです。

今回ご紹介するのは「暫く」という言葉ですが、この漢字もよく見ると「斬」「日」が組み合わさっていますよね。こうやって考えていくと、その読みや意味も自然と覚えやすくなりますよ。

問題

「暫く」はなんと読む?

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「日」を「斬る」とは?

「暫く」「しばら(く)」と読んで、「さほど長くはないが、すぐともいえないほどの時間がかかるさま」「ある程度長い時間が経過するさま」という意味を持ちます。

「暫」という漢字は「日」「斬」から構成されていますが、それぞれ「日」は「太陽」を、「斬」は「切る」を表しています。昔は太陽の光によって時間を把握していたので、「太陽を切る」とは「時間を切る」ということであり、それが「少しの間」という意味につながったと言われています。

「暫く」と「漸く」

「暫く」に似たものとして「漸く」があります。これは「ようや(く)」と読んで、「長い時を経たのちに、また、あれこれ手間をかけたのちに、望んでいたことが実現するさま」という意味を持ちます。

よく見ると、「水」を表す「氵」と「斬」が組み合わさっていますよね。これは「水の流れを切って徐々に導きとおす」という意味が元になっています。

こうやってひとつひとつの漢字の構成に注目することによって、その成り立ちや由来が分かるというのは興味深いですね。


参考文献:明鏡国語辞典、新漢語林

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!