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意外と読めない?【漢字クイズ】「覚束ない」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.10.10

私たちが普段使っている言葉の中には、古語が元となっているものがいくつもあります。

今回ご紹介する「覚束ない」という言葉もそのうちの一つですが、みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「覚束ない」はなんと読む?
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状況によって意味を変える言葉

「覚束ない」「おぼつかない」と読みます。

新明解国語辞典を見ると「好ましくない条件があって(状況に置かれて)、先行き不安を感じさせる様子だ」とあり、その時の状況によって解釈も少しずつ変化する言葉です。

例えば「酔って足もとが覚束ない」というように使えば「しっかりとせず、頼りないさま」を表し、「覚束ない記憶をたどる」と言えば「あやふやなさま」を表すことになります。

古語は現代語のルーツ

「覚束ない」という言葉は「おぼつかなし」という古語が元になっています。

この古語自体も「ぼんやりとかすんでいるさま」を表す「朧(おぼろ)なり」という言葉から作られていて、「はっきりしない」「気がかりだ」「待ち遠しい」など、幅広い意味を持っています。

古語を普段の生活で使うことはほとんどありませんが、現代語のルーツを知るという意味ではとても興味深い知識です。漢字だけでなく、古語の世界もぜひ覗いてみてくださいね。


参考文献:新明解国語辞典、全訳古語辞典

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!