1. トップ
  2. 「なかなか観れない…」「地上波で流して」“DVD化・配信もされない”神アニメ…「知らなかった」“裏設定”に衝撃走る名作

「なかなか観れない…」「地上波で流して」“DVD化・配信もされない”神アニメ…「知らなかった」“裏設定”に衝撃走る名作

  • 2025.11.7

国民的な人気を誇るスタジオジブリの世界。そこには、映画『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』といった誰もが知る大ヒット作の陰で、静かに輝きを放つ作品があります。ジブリらしい丁寧な人間描写や、心に深く染み入るメッセージが込められています。今回は、そんな“隠れた名作ジブリアニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2006年制作の短編アニメ『星をかった日』(スタジオジブリ)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“隠れた名作ジブリアニメ”短編アニメ『星をかった日』

undefined
※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):短編アニメ『星をかった日』(スタジオジブリ)
  • 公開日:2006年7月10日

あらすじ

画家・井上直久さんが構想した空想の世界「イバラード」での物語を原作に、2006年から三鷹の森ジブリ美術館で上映されている短編映画。

時間局が管理する息の詰まるような生活に嫌気がさして、家出をしたノナ(声・神木隆之介)。あてもなく誰もいない砂漠をひとりで歩いていると、ノナはふしぎな女性のニーニャ(声・鈴木京香)と出会いました。

ノナはニーニャが暮らす農園の小屋で生活を始め、ある日、野菜とひきかえに星の種を手に入れます。そして、その不思議な星の種を自分で育ててみることにするのでした―。

短編アニメ『星をかった日』の見どころ ※ネタバレあり

短編アニメ『星をかった日』は、画家の井上直久さんが描く幻想的な世界「イバラード」を舞台に、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリのオリジナル短編作品です。本作は三鷹の森ジブリ美術館の中にある映画館「土星座」、そして愛知県にあるジブリパーク内の「映像展示室オリヲン座」でのみ限定的に上映されている作品。テレビ放送はもちろん、DVD化や配信もされていないため、SNSでは「隠れたジブリの名作」「観たことある人ほとんどいないんじゃない?」「なかなか観れない…」「地上波で流して」といったコメントが寄せられるなど、幻のような作品となっています。

そんな本作ですが、約16分という短い尺ながら、色彩豊かで息をのむほど美しいイバラードの風景と温かくも不思議な物語が心を鷲掴みにします。宮崎監督の真骨頂とも言えるイマジネーション豊かな映像と物語に対し、SNSでは「終始鳥肌止まらない」「一度は観て欲しい」「何もかもが神がかってる」といった称賛の声で溢れるなど、ジブリの魅力がふんだんに詰まった作品です。

「知らなかった!」短編アニメ『星をかった日』に隠されたジブリファン驚愕の裏設定

三鷹の森ジブリ美術館でのみ上映されている短編アニメ『星をかった日』。本作は、画家であり『耳をすませば』の幻想シーンの背景美術も手掛けた井上直久さんの「イバラード」の世界を原作としています。本作について、原作者である井上さんが自身のX(旧Twitter)で、宮崎駿監督らから直接聞いたというジブリファン驚愕の裏設定を明かしました。

鈴木さんが言ったという、ニーニャとノナ君が後の荒れ地の魔女とハウルだという説、私は宮崎駿さんから直接聞きました出典:『Naohisa INOUE 井上直久』のXでの投稿より引用(2013年10月11日投稿)

本作の裏設定は、鈴木敏夫プロデューサーと押井守監督が対談した際にも、鈴木さんの口からも明かされたそうです。この事実は特に映画『ハウルの動く城』のファンに衝撃を与え、SNSでは「知らなかった!」「こんな裏設定があるなんて」といった驚きの声が上がりました。

なお、あくまでも制作陣の遊び心から生まれた裏設定であり、短編アニメ『星をかった日』に登場する人物がハウル本人たちというわけではありません。しかし、作品の世界観がどこかで繋がっているかもしれないと感じさせる、夢のあるエピソードと言えるでしょう。

短編アニメ『星をかった日』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひ三鷹の森ジブリ美術館、またはジブリパークで“星の種を育てた少年の行く末”をご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です