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「今でも強烈に覚えてる」初回放送が“急きょ中止”する緊急事態に騒然…だけど「控えめに言って最高」語り継がれる大絶賛ドラマ

  • 2025.10.16

観終わった後、強烈に心に刻まれる作品の数々。それは、何度も観たくなるような面白く感動するものもあれば、胸をえぐるような切なさや価値観を根底から揺さぶるような衝撃的なものもあります。今回は、そんな“忘れられない名作ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2016年放送のドラマ『お迎えデス。』(日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“忘れられない名作ドラマ”『お迎えデス。』

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ロッテ 「ガーナ チョコレートシーズン」 オープニングセレモニーに出席した土屋太鳳(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『お迎えデス。』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2016年4月23日~6月18日

あらすじ

田中メカさんの漫画『お迎えです。』を原作に、日本テレビ系列で放送された実写テレビドラマ。

感情が希薄でクールな理系オタクの大学生・堤円(福士蒼汰)と、感情むき出しで猪突猛進な体育会系の女子大生・阿熊幸(土屋太鳳)。水と油のように相容れない2人は、ウサギの着ぐるみを着た死神のナベシマ(鈴木亮平)の依頼である奇妙なアルバイトを共有することになります。それは、この世に未練を残した幽霊をあの世へ送るという仕事でした。

初めは反発しあう2人でしたが、さまざまな幽霊たちの最後の願いに触れるうちに、互いに無いものを補い合いながら成長していきます。やがて、2人は死と向き合うことを通して「生きること」の意味を学んでいきます――。

ドラマ『お迎えデス。』の見どころ ※ネタバレあり

田中メカさんの人気漫画を原作としたドラマ『お迎えデス。』は、その大胆なアレンジをめぐり、原作ファンからは賛否両論の声が上がりました。ドラマ独自の展開やキャラクター設定の変更、タイトルの一部文字をカタカナに変更したことなどに対し、一部のファンからは「原作キャラの芯の部分が活かされている」「原作好きでもちゃんと面白い」という声もあれば、「原作知らなければ面白いドラマなんだろうな…」といった厳しい意見も寄せられていたようです。

一方で、主人公がさまざまな未練を抱えた幽霊たちと触れ合うなかで成長していく、一話完結の心温まる物語は多くの視聴者の心を掴みました。福士蒼汰さんや土屋太鳳さん、鈴木亮平らが演じるユーモアの溢れるキャラクターは、回を追うごとに目が離せなくなるほどの魅力を放ちます。SNSでは「とてもいいドラマ」「毎回泣く」といった声が多数寄せられており、生と死、そして人と人との絆を優しく描いた、涙なくしては観られない名作として高く評価されました。

初回放送が急遽中止・延期に騒然

福士蒼汰さん主演、土屋太鳳さんがヒロインを演じ、幽霊をあの世へ送るという風変わりなアルバイトを通して、命の重さを見つめるファンタジーコメディドラマ『お迎えデス。』。そんな本作ですが、実は2016年4月16日に予定されていた初回放送が、直前に発生した熊本地震の報道特別番組のため、急遽中止・延期となった過去がありました。

これは、熊本地震に関する報道特別番組を優先したためですが、日本テレビは後に会見で、大雨の予報など現地の状況悪化を懸念した「総合的な判断」であったと説明しています。また、死をテーマのひとつとする本作の『お迎えデス。』というタイトルが、深刻な災害状況と重なることへの配慮も背景にあったのでしょう。

当時を振り返る視聴者からは「今でも強烈に覚えてる」という声が見られ、「死」を強く連想させる『お迎えデス。』というタイトルと、深刻な災害状況が重なってしまったことに対し、SNSでは「仕方ないね…」「そりゃそうだね」「現地の人は情報が欲しいよね」など、心境を吐露する声もありました。翌週、ドラマは無事にスタートしましたが、この出来事は多くの人々の記憶に深く刻まれることとなりました。

作品自体には「全てが最高」「こんなに面白いドラマは久々」「とにかく最高なドラマ」「ほんとよかった」「控えめに言って最高」と大絶賛の声が集まり、視聴者にとって忘れられない一作となったことがうかがえます。

ドラマ『お迎えデス。』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、不思議なアルバイトを通じて描かれる“笑って泣けるファンタジー”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です