近藤真彦が「うわっ、これがスターか」オーラに圧倒された【大物俳優】とは？「歌なんてやめちまえ」と言われた過去

歌手・近藤真彦さんが、2025年10月11日放送のTBS系『人生最高レストラン』に出演。

番組では“芸能界の大先輩”について語るなかで、近藤さんが思わず「うわっ、これがスターか」と衝撃を受けた相手を実名で明かしました。スタジオの加藤浩次さんも感嘆するほどのスケール感あふれるエピソードに、共演者たちは息をのんで聞き入りました。

近藤真彦さんが“オーラにびっくりした”と語った、昭和の大スターとは誰でしょう？

さて、ここでクイズです！

近藤真彦さんが“オーラにびっくりした”と語った、昭和の大スターとは誰でしょう？

ヒント…

1. 映画『嵐を呼ぶ男』の主演を務めた伝説の俳優
2. 近藤さんがリメイク版の主演を務めた際に対面した

「おまえ、歌なんてやめちまえ」

答えは…石原裕次郎さんです！

近藤さんはMCの加藤浩次さんに「いろいろな方と、芸能界、仲のいい方いますよね？」と聞かれると、迷うことなく「裕次郎さん」と答えました。そのきっかけとなったのは、石原さん主演の映画『嵐を呼ぶ男』（1957年）のリメイク作品（1983年）で、近藤さんが主演を務めたときのこと。

「ごあいさつに行って、“映画をやらせていただきます”と。裕次郎さんがバーって出てきた。身長はもちろん大きいです。そんなところじゃない、オーラと大きさにびっくりして。うわっ、これがスターかと思って」と当時の印象を生々しく語りました。

裕次郎さんはその場で近藤さんに「おまえ、なんかヒット曲いっぱいあるらしいじゃないか、ちょっとこい」と声をかけたといいます。続けて「“おまえ、歌なんてやめちまえ。歌はいつでも歌えるんだから、映画やれ、映画”。（石原さんが）映画人なので。そういうふうに言われた覚えがあって」と振り返り、スタジオをどよめかせました。

「まだまだだな」

さらに、二人の貴重な“共演”エピソードも披露。
「デュエットも1回やらせてもらって」とテレビ番組で一緒に歌ったことを明かした近藤さん。
司会者が石原さんに「裕次郎さん、いかがでしたか、マッチの歌は？」と尋ねた際、石原さんが放った一言が印象的だったといいます。

「“まだまだだな”って」と裕次郎さんの言葉を紹介し、スタジオは大笑い。
その短いひと言に込められた“やさしい厳しさ”を近藤さんは今でも忘れられない様子で語りました。

エピソードを知るとより好きになるかも！

昭和を代表する大スター・石原裕次郎さんとの出会いが、近藤真彦さんにとって“芸能人生の指針”になったことは間違いありませんね。
ひとつの出会いが人を変え、言葉のひとつが人生を動かす瞬間を近藤さんは今も鮮明に覚えているようです。
“スターがスターを育てた”奇跡のエピソード。知れば知るほど、二人の時代の輝きがまぶしく感じられます。