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「ええ!食べたい!」食べ物に尋常じゃない執着を見せる母にお手上げ<母の認知症介護日記>

  • 2025.9.26

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
姉妹で協力しながら、ほぼ毎日母・あーちゃんが暮らす施設に通っているワフウフさん姉妹。一番の目的は、あーちゃんを散歩に連れ出すことで、毎日あちこち歩き回り、1万歩以上歩くこともあります。スニーカーを履いて危なげなく歩くあーちゃんですが、お散歩が長時間になると、付き合うほうはラクではありません……。しかも、お散歩をしたことをすっかり忘れてしまうようで「外に出るのは久しぶり!」と毎回言われてしまい、ワフウフさんはその言葉を聞くたびにガッカリしてしまいます。

何度か登場している「意地悪なおばあちゃん」こと「アライちゃん」。相変わらず意地悪で、最近では施設内で遭遇すると、姉妹間でそのときの様子を報告し合うようになっています。姉・なーにゃんは、あーちゃんのためにもうまく付き合っていくべきだと考えているようですが、ワフウフさんは、満面の笑みを浮かべつつ、「話しかけてこないで」というオーラを放つように。その効果なのか、ワフウフさんがいるときはアライちゃんが話しかけてくることはなくなりました。気に食わないなら、いっそのこと避けてくれればラクなのに……と、ワフウフさんは思ってしまうのでした。

食べ物がある場所は鬼門

糖尿病の持病があるため、甘いものを自制していたあーちゃん。しかし、認知症の進行とともに、甘いものへの欲求が抑えられなくなってきて……。

午前中から寝ていることもあるので、まさにあーちゃんはある程度進行した認知症患者ということなのでしょう。

※甘いものを欲しがるのと強い眠気は認知症の特徴です⇒甘いものを欲しがることや強い眠気は、認知症でしばしば見られる症状です。

施設に入居する前も、あいさつに伺うための菓子折りを一緒に買いに行ったときに、試食を食べたがり……。

「ご自由にどうぞ」と書かれているような飴も見逃しません。

気づけば私たちの目を盗んで食べてしまいます……。

必死に説得しますが、あーちゃんもなかなか引きません。

じりじりと、着実に試食品に近づいていきます。

私が体を入れて制止しますが、ものすごい力で手を握ってきて、なんとか突破しようとしています……。

どうやら、姉が施設から連れ出して北海道物産展に行ったときも、試食に手を出していたようで……。食べ物がある場所は、鬼門です。

もともと甘いものが大好きだったあーちゃんですが、糖尿病の持病もあるので、ちゃんと自制をしていました。しかし、認知症の進行とともに我慢ができなくなり、私たちに隠れて食べることも。それが、次第に「甘いものが食べたいわね」と言ってお茶に誘ってくるようになり、甘いものにありつけるまで、しつこく言い続けるようになりました。

認知症の先生いわく、甘いものを欲しがることや強い眠気は、認知症でしばしば見られる症状とのこと。止めても甘いものを食べたがり、午前中から寝ているあーちゃんは、まさにある程度進行した認知症患者ということなのでしょう。施設の入居を控え、あいさつに伺うための菓子折りを買いに行ったときも、試食を食べたがって止めるのもひと苦労でした。

薬局やお店のカウンターにあるような「ご自由にどうぞ」と書かれている飴も見逃さず、私たちの目を盗んで食べてしまいます。その異常なまでの執着には戸惑ってしまいます……。姉が施設から連れ出して北海道物産展に行ったときも、試食に手を出しまくって大変だったらしく、もう食べ物がある場所は鬼門となっています。

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試食に心惹かれる気持ちはとても理解できますが、あーちゃんの場合は糖尿病を悪化させないためにもちゃんとコントロールしておきたいですよね。しっかり自制できていたころのあーちゃんを知っているからこそ、尋常じゃない執着心を見せるあーちゃんの姿には戸惑ってしまうのではないでしょうか。好きなものを食べてほしいとは思いますが、こればかりは心を鬼にして制止するしかないのがつらいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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