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【MLB】佐々木朗希ついにメジャー復帰へ、崩壊ブルペン陣の救世主となるか ロバーツ監督「彼は役割を受け入れている」と期待

  • 2025.9.24
ドジャース・佐々木朗希(C)ロイター
SPREAD : ドジャース・佐々木朗希(C)ロイター

ドジャース佐々木朗希投手が23日(日本時間24日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に臨むチーム本隊に合流した。3Aでリハビリ登板を重ねていたが、最近はリリーバーとして2試合連続で好投。復調を認めたデーブ・ロバーツ監督は24日(同25日)に再登録し、ベンチ入りさせることを明言した。

■PSに入れば「何でもあり得る」

アリゾナ遠征中のチームに合流した佐々木はこの日、救援陣らとともにウォーミングアップを行い、キャッチボールやダッシュで汗を流した。
マイナーで好リリーフを続けた右腕について、ロバーツ監督は「24日に負傷者リスト(IL)から復帰する見込みだ」と明言。その上で「ブルペンの一員として試合に入るが、役割はまだ決まっていない。ただ、本人はその役割(リリーフ)を受け入れていると思う。マイナーでもいい仕事をしたしね。彼はこの役割に慣れるために、自分なりに感覚をつかもうとしてきたと思う。いつ登板させるか、それは今後決めていきたい」とし、先発ではなくリリーバーとしての期待感を強調した。
ただ、ポストシーズン(PS)へ向けては「もし彼がPSでもロースターに入れば、起用法は何でもあり得る。あらゆる可能性がテーブルにのる」と含みを残した。

■トライネン、イエーツの代役候補

佐々木は右肩痛で5月に負傷者リスト(IL)入りし、その後はマイナーで調整。リハビリ登板を続ける中、先発として投げた5試合は結果が出なかったが、直近2試合はリリーフとして好投。ようやくロバーツ監督に復調を認められ、メジャー復帰に辿り着いた。
最近のドジャースは、山本由伸投手や大谷翔平投手をはじめとした先発陣が盤石な一方、ブルペン陣が精彩を欠いている。救援右腕としてはブレイク・トライネンカービー・イエーツエドガルド・エンリケスウィル・クラインらが控えているが、特にトライネン(防御率5.55)とイエーツ(防御率5.23)は苦戦。このため、佐々木は同じく復帰濃厚なブロック・スチュワート投手とともにブルペンの立て直し役を期待されている。
ロバーツ監督のコメントを受けて、MLB公式サイトも「ササキ、水曜日にドジャースのブルペン要員として復帰予定」と題し、若き剛腕の帰還を伝えた。

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