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「任せっきりだった」義母の死を機に家事に向き合った義父。夫に語った後悔とは<僕の妻は完璧>

  • 2025.9.14

2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。すーちゃんママが倒れ、すーちゃんは、じいじを呼び出します。すーちゃんパパは、夕飯をすーちゃんママの作り置きで済まそうとしますが、冷蔵庫の中は空っぽ。結局出前を取りますが、すーちゃんは「ママのごはんのほうがもっとおいしい」と。「ママが聞いたら喜ぶぞ」とじいじ。「感謝の気持ちを相手に伝えることは大事だ」と言うじいじに、「お義父さんはいつもこういうことばかり言う」と、すーちゃんパパはモヤモヤし……。

夕飯を食べ終えると「お風呂にしよう」と義父。大慌てでお風呂の準備をするすーちゃんパパですが、普段やっていないのでミスばかり。その後も、家事を頑張ろうとすればするほど空回りしてしまいます。「妻は、こんな面倒臭いことを毎日こなしていたのか」と気が付きますが、疲れてソファで寝てしまいます。

翌朝、義父は朝ごはんの支度をしてくれていて……。

感謝を伝えることの大切さ

すーちゃんパパ「お義父さん、もう起きていたんですか!」

じいじ「すまんが、勝手に冷蔵庫を物色させてもらったぞ」

すーちゃんパパ「全部やってくれたんですか?」

じいじ「いつもやっていると言う割には、あたふたしていたもんでな」

そして、「君を見ていると、昔の自分を見ているようだ」とじいじ。

「そんなことないですよね」と驚くすーちゃんパパでしたが、じいじは「努力したから」と答えます。

妻を亡くしたじいじ。

「それまでずっと家のことは妻に任せっきりだった。それが当たり前だとすら思っていた。けれど妻が突然いなくなって小さい娘をひとりで育てなくちゃいけない。家のこともひとりでやらなくちゃいけない状況だった。

正直、家のことをこなすのは簡単だと思っていたよ。あれくらいできて当然だと思っていた。それがどうだ。妻がいなかったら掃除も料理のやり方も……。何がどこにあるかもさっぱりわからなかった。

そのとき改めて妻の存在の大きさに気付いたんだ。もっと家事を手伝っていたり、ありがとうと伝えたりしていれば……。何度そう思ったか……。

だから君には感謝の気持ちはすぐに伝えろと口うるさく言っていたんだ」

義父が感謝を伝えろと言う真意を、初めて聞いたすーちゃんパパなのでした。

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朝ごはんの支度を完璧にこなしていたじいじですが、昔はすーちゃんパパのようだったと告白。妻に先立たれたことで変わることができたじいじですが、だからこそ、感謝を伝える大切さが身にしみているのでしょう。その気持ちが、すーちゃんパパにも伝わるといいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター はたり

関西に住む2児のママ。実体験(フィクション含む)を元に漫画を描いております!

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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