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【50代の恋愛・婚活事情】パートナー探しがうまくいくコツを解説

  • 2025.9.5

50代からの恋愛や結婚は決して遅くありません。50歳時の未婚率は増加傾向にあるほか「夫やパートナーと別れたから」「子育てを終えたから」などの理由で新たな出会いを求める女性も。50代女性がパートナー探しを成功させるコツをご紹介します。

50歳時の独身男女が増加中

「国立社会保障・人口問題研究所」によると、2020年における50歳時の未婚割合は、男性が28.25%、女性が17.81%でした。また、50歳時の離別割合は、男性が6.50%、女性が10.64%でした。

未婚とは「まだ結婚したことがない人」のことで、離別とは「離婚し、再婚していない人」をいいます。

ちなみに、2000年における50歳時の未婚割合は、男性が12.57%、女性が5.82%、離別割合は男性が4.69%、女性が7.21%でした。50歳時でシングルの男女は大幅に増加していることが分かります。

※数値は総務省統計局「国勢調査報告」より算出したもので、45~49歳と50~54歳における割合の平均値となります

大人世代の恋愛・結婚への意識

シングルの大人世代は恋愛や結婚についてどのような意識をもっているのでしょうか。ここでは、株式会社オーネットが運営するスーペリアが、2021年に45~64歳の独身男女806名を対象に行った「結婚・恋愛・婚活に関する意識調査」の結果をご紹介します。

50代の独身男女→3割以上が「パートナーが欲しい」

50代の独身男女のうち「パートナーがいる人」は、50~54歳が19.1%、55~59歳が18.4%でした。また「パートナーが欲しい人」は、50~54歳が35.2%、55~59歳が34.2%という結果に。

50代の独身男女の2割近くはパートナーがいて、3割以上はパートナーが欲しいと考えているようです。

パートナーが欲しい理由は「残りの人生を一緒に過ごす相手が欲しい」

「パートナーが欲しい理由」は「残りの人生を一緒に過ごす相手が欲しい」が最多で41.9%。次に「趣味を一緒に楽しむ相手が欲しい」が16.3%、「一人でいるのは寂しい」が14.8%、「孤独死など将来的な独居への不安」が10.0%と続きます。

残りの人生をポジティブに過ごすためにパートナーが欲しいと考えている人が多いようです。

「法的な結婚」を望まない人も多い

パートナーとの関係としてもっとも望むものは「法的な結婚(入籍して一緒に暮らす)」が最多の43.1%。続いて「恋人(婚姻の意識はなし)」が18.4%、「通い婚・別居婚(同居せずお互いの家を定期的に行く)」が13.5%、「事実婚(入籍はせず一緒に暮らす)」が11.2%でした。

法的な結婚を望む人がもっとも多い一方で、恋人や事実婚などを望む人も多いことが分かります。

50代女性がパートナー探しを成功させるコツ

50代女性が理想のパートナーを見つけてより充実した生活を送るためのコツをご紹介します。

パートナーと出会うおすすめの方法

結婚であれ恋人であれ、まずはパートナーと出会うことから。50代女性がパートナーと出会いやすいおすすめの場所をまとめました。

友人・知人の紹介

信頼できる友人・知人の紹介は、相手の身元が分かっているため安心できる、事前に相手の情報が分かる、気の合う相手が見つかりやすいなどのメリットがあります。

同窓会

同窓会は昔の恋人や旧友と再会して胸が高鳴ったり、共通の思い出に会話が弾んだりすることから親しい関係になりやすい場です。交際につなげるには、まず相手がシングルかどうかを確認したうえで、連絡先の交換など積極的な行動もカギとなります。

職場

一日のうち多くの時間を過ごす職場は自然な出会いの場であり、交際に発展することもよくあります。ただし、うまくいかずに別れた場合、仕事にマイナスの影響が出る可能性があることも考慮しましょう。

趣味のサークル・習い事

興味や関心ごとが共通している人と出会えるので、一緒に趣味を楽しみたい人にぴったり。一人でやるものやオンラインで完結するものより、テニスや社交ダンス、ワインスクールなど、みんなで直接会って取り組めるものがよいでしょう。

結婚相談所

専任のアドバイザーがついて相性のよい人を紹介してくれます。サポートがしっかりしているため、短期間で結婚まで進めたい人におすすめです。

マッチングアプリ

若い世代が利用するイメージを抱きがちですが、50代の利用者も増えています。アプリによって真剣交際やカジュアルな出会いなど目的が異なるため、自分の目的に合うアプリを利用しましょう。

また、マッチングアプリでは相手の好意を利用してお金をだまし取る「ロマンス詐欺」に注意が必要です。メッセージのやりとりで個人情報を教えない、デートは夜を避けて二人きりにならないなどの工夫をして被害を未然に防ぎましょう。

婚活パーティー

結婚相手を真剣に探す独身男女が集まるイベントのため、結婚に向けて進展しやすいのがメリットです。「40代・50代限定」「再婚者限定」「バツイチ歓迎」などの条件を設けているイベントであれば、自分と同じ状況の人と出会いやすくなります。

パートナーと良好な関係を築くコツ

パートナーと良好な関係を築くために、以下のことを心がけましょう。

望む関係が一致した相手を選ぶ

パートナーとの関係には、法的な結婚、恋人、事実婚、セカンドパートナーなどさまざまなスタイルがあります。セカンドパートナーとは、既婚者が配偶者以外に持つ交際相手のことで、肉体関係のないプラトニックな関係であることが一般的です。

望んでいる関係に大きなズレがあると、お互いに満足のいく交際は難しいかもしれません。また「事実婚はパートナーの相続権がない」などの注意点を理解しておくことも大切です。

性生活はお互いに納得できる形を見つける

激しく求め合う年代を過ぎたからこそ「パートナーとのスキンシップのあり方」は気になるもの。

50代の女性は体型の変化に加え、更年期や閉経という大きな変化を迎えて戸惑いを感じやすい時期です。こうした気持ちは女性だけでなく、大人世代の男性も「相手の求めに応えられるか」といったプレッシャーを感じる人が少なくありません。

パートナーとのスキンシップで大切なことは、当事者同士が満足できること。年齢を重ねても日常的に性行為をするカップルもいれば、ハグをする、手をつなぐ、添い寝をするなどのスキンシップだけで満足するカップルもいます。

また、性行為は「挿入までの行為」と捉えがちですが、挿入しないセックス(=バニラセックス)もスキンシップのひとつです。あせらずに関係を深めていく中で、お互いの希望を伝え合い、納得できる形を見つけていきましょう。

お金や介護について話し合う

50代にとって、親の介護や自分の老後は決して遠い未来のことではありません。特に結婚を考えているパートナーとは、義両親の介護や老後の人生設計、財産の相続などについて話し合いましょう。

現実的な課題について考えを共有し、具体的に対策することが、パートナーとより豊かな人生を過ごすことにつながります。

(まとめ)
シングルの50代が増える中、パートナーとの出会い方やカップルのあり方は多様化しています。まずは行動することで理想のパートナーと出会い、すてきな関係を築いていきましょう。

構成/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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