【チョン・へイン】癒し系男子の魅力をワタナベマキさんが女子トーク

韓国を愛する人に見える居酒屋『恋するマキ食堂』の扉。
今回は韓国出身のMina Furuyaさんだからこそ話せる世界。癒し系男子であるチョン・ヘインの魅力から、韓国と日本の違いへと話が広がります。

ゲスト
Mina Furuya（ホミン）さん
韓国・ソウル出身のアーティスト。2006年にシンガーソングライターとしてデビュー。夫でDJ、MCの古家正亨さんとの結婚を機に東京へ。子育てをしながら韓国絵本の翻訳や料理本・エッセイの執筆活動のほか、韓国料理教室などを主宰。@furuya_mina

優しさと誠実さが溢れ出るチョン・へインとは？

2014年に俳優デビュー。2018年『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』で初主演を飾り「国民の年下彼氏」と称され、年下男子ブームの火付け役に。
以後、韓国軍の暗部を描いた『D.P.－脱走兵追跡官－』や『となりのMr.パーフェクト』、映画『ソウルの春』など話題作に出演。ラブコメから社会派まで幅広くこなせる俳優として人気。

『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』

35歳の主人公ジナを中心に、職場のセクハラや彼氏との破局、弟の親友との恋愛、結婚における家柄や歳の差をめぐる親とのやりとりなどの問題を描く。
Prime Video「 Channel K」で配信中

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イケメンより「フンナム」！ 奥深い魅力があるんです。

ワタナベさん（以下W）：今日ははじめましてのお客様、Minaさんです。Minaさんの夫の古家さんは、よく韓国俳優やアーティストのイベントMCをされていて、一方的にとてもお世話になっています。Minaさん自身もアーティストで、料理の本も出されていて、お会いしたかったんです。

Minaさん（以下M）：ありがとうございます。本を持ってきたので、よかったら。

W：うれしい！ Minaさんに韓国料理を作るのも……と思って、今日のメニューはハンバーガーです。Minaさんが好きなチョン・ヘインが、バラエティ番組『I ♥ NEW YORK』でハンバーガーばかり食べていたので。Minaさんはどうしてチョン・ヘインがお好きなんですか？

M：彼は、典型的なイケメンというより「フンナム」だから好きなんです。フンナムってご存知ですか？ 癒やしがある、和ませてくれる男性という意味なんですよ。

W：なるほど。確かに正統派のイケメンとはひと味違いますもんね。じわじわとハマって、抜け出せない魅力がありそう。

M：ちなみに、うちの古家氏もフンナム系だと思います（笑）。ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』では、彼のそういう魅力が全開でしたよね。

W：わー、大好きなドラマです。ヘインがとにかくかわいい。

M：それに、韓国と日本の違いがとてもよく出ていたと思うんです。親たちが交際にものすごく反対していたでしょう？

W：観ていてすごく辛くなってくるくらいでした。どうしてあそこまで反対を？

M：幼馴染だし、年上の女性だからです。韓国では家族ぐるみで仲良くなると「その家のスッカラ（スプーン）の数まで知っている」という言葉があるくらいの仲になります。幼馴染はもう家族のようなものだからこそ、反対するんですね。

W：特に家族愛が強いからこそなのかもしれませんね。年齢については？

M：ドラマに出てくる親たちは、年齢のこともすごく気にする世代。昔は女性が年上というのはあまり考えられなかったんです。恋愛対象というより、お姉さんのような存在としてみてしまうからなんです。

W：辛い状況でもヘインの笑顔に癒やされますよね。誠実さもあふれていたし。

M：和むし、優しいですし。これぞまさにフンナムです！

W：もっとフンナムを探したくなったし、文化の違いについても知りたくなりました。またぜひお話ししましょう。

満面の笑みで「マシッソヨ」と言わせたい♡ へインのNYハンバーガー

1. 玉ねぎ（1/2個）、トマト（1/2個）は1.5cm厚さの輪切りにする。牛ももステーキ肉（300g）は包丁でミンチ状にする。肉をボウルに入れ、ガーリックパウダー、コリアンダーパウダー（各小さじ1/2）、塩（小さじ2/3）、こしょう（適量）を加えてよく混ぜ、バンズの大きさに合わせて平らに形を整え、パテを作る。

2. オリーブオイル（小さじ２）を入れ中火にかけたフライパンに1 の玉ねぎとパテを入れ、両面香ばしく焼き目をつけ、塩、こしょう（ ともに少々）をふる。

3. バンズ（2個）の具材を挟む面をトースターで焼き、バター（15g）とマスタード（小さじ２）を塗り1 のトマト、レタス、チーズ（ともに適量）、2をのせてケチャップ（適量）をかけて挟む。

Minaさんからのお土産！ 固形洗剤「サンセブン®ハイアール」と自著『やさしい韓国ごはん』

Minaさんから自著に加えておすすめだというナチュラル固形洗剤も。
椰子油の力でしっかりと油汚れを落とし、かつ、お肌にもやさしいというもの。「Minaさんの本は作りやすいレシピばかりで勉強になります。洗剤もうれしい！仕事柄洗い物が多くなってしまうので、本当にありがたいです」

MAKI WATANABE
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『梅干しは万能調味料』（ 主婦と生活社）。「wa &」としてオリジナルの醬を企画、発売中！

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撮影／砂原 文 文／晴山香織
 
※大人のおしゃれ手帖2025年6月号から抜粋
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