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「疾走感が最高!」20年後も心を奪う“格好つけてる新鮮ロック”「ワードセンスが凄すぎる」ドラマティックソング

  • 2025.10.5

「20年前の春、あなたはどんな音楽に心を奪われていた?」

2005年3月、街は新年度への期待に包まれていた。テレビのCMから流れてきたのは、思わず耳を奪われるスピード感と、キャッチーな旋律を兼ね備えた一曲だった。軽やかなギターリフと熱を帯びた歌声が、街の空気を一瞬で塗り替えていったのを覚えている人も少なくないだろう。

ポルノグラフィティ『ネオメロドラマティック』(作詞:新藤晴一・作曲:ak.homma)――2005年3月2日発売

新しい時代を駆け抜けた音

『ネオメロドラマティック』は、ポルノグラフィティにとって17枚目のシングルとして発表された作品だった。当時すでに彼らは数々のヒット曲で確固たる人気を築いていたが、この曲はまた別のベクトルで注目を集めた。

タイトルに込められた“ネオ”と“メロドラマ”と“ドラマティック”という言葉の通り、ただのラブソングでも応援歌でもない、新鮮な勢いと劇的な展開を融合させたナンバーだった。

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2015年、TOKYO FM「SATURDAY MUSIC LAB.」に出演したポルノグラフィティ(C)SANKEI

疾走感とカラフルさを併せ持つサウンド

作曲を手がけたのは、ak.hommaこと本間昭光。本間の生み出す卓越したメロディ、そして軽快に転がるようなバンドサウンドの上に、新藤晴一が紡いだ言葉が力強く重なり、岡野昭仁のボーカルが伸びやかに響かせる。

全体を包むのは、疾走感がありながらもどこかカラフルな余韻だった。数分の楽曲の中に、観客を一気に巻き込むドラマのような起伏が用意されているのが印象的である。

CMソングとして広がった存在感

この楽曲が多くの人の耳に届いたきっかけは、ダイハツ工業「ムーヴカスタム」のCMだった。テレビから繰り返し流れるサビの一節が耳に残り、気がつけば多くの人の耳に届いていった。

日常の風景の中に自然に入り込み、生活音楽として人々の記憶に刻まれたことは、この曲のヒットに欠かせない要素だった。結果としてCDは20万枚以上を売り上げ、ポルノグラフィティの幅広い層への浸透を改めて示すこととなった。

当時の空気とともに残る記憶

振り返れば、2005年という年は音楽シーンが大きく動いていた時期だった。CD市場がピークを過ぎつつも、多くのバンドやシンガーが独自のスタイルを競い合っていた。その中で『ネオメロドラマティック』が放ったきらめきは、ただのヒット曲にとどまらず、聴いた瞬間に気持ちが前に進む楽曲として記憶に残り続けている。20年経った今でも、あのイントロを耳にすると、一瞬で当時の空気が蘇る。

現に20年経った今もなお「ワードセンスが凄すぎる」「疾走感が最高!」「最高に格好つけてて好き」など称賛の声で溢れている。


※この記事は執筆時点の情報に基づいています。