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娘に「写真が下手」と言われて一念発起!映え写真を目指した結果、思わぬ事態に

  • 2025.9.4

私は、もともとスマホで写真を撮ることがうまくありません。娘の「下手!」というひと言をきっかけに、「映え写真」を撮ろうと決意。写真映えを追求して無理な体勢を取ったところ、まさかの事態に……! その詳細をお伝えします。

写真を撮るのが下手!と娘に言われ

SNSを見るたびに映えた写真を投稿する人が多く、みんなじょうずに写真を撮るなぁと感心しています。私も、手料理や出先の風景などを、日々の記録として写真を撮ることがよくありました。何となく撮っているため、特にきれいな写真ではないのですが、自分ではあまり気にしていませんでした。

しかしある日、娘が私の撮った写真を見るなり、「スマホで写真を撮るのが下手!」と言うのです。私は、「別にいい写真を撮ろうとしていたわけではないのよ……」と思いつつも、面と向かって下手だと言われると、悔しさがふつふつと湧いてきました。

「娘に感心されたい!」と思った私は、毎日手料理の写真を撮る際に、映えを意識してみることにしました。 写真映えの参考にするために取り入れたのが、ちょうど登録したばかりだった「Instagram」。

料理の写真を検索してみると、「インスタ映え」と呼ばれるきれいな写真がたくさんあります。「こんな写真が撮れたらいいなぁ」と思いながら見ていると、料理を真上から見下ろす構図で撮っている人が多いことに気が付きました。

私は、「へぇ~なるほど。これだと料理全体が見えて色合いがきれいだし、こなれていてオシャレね」と感心。早速この構図を取り入れて、写真を撮ることにしました。

上から撮ろうと高い位置に登ったら…

映えを意識して写真を撮り始めると、私がこれまで撮ってきたものよりも、料理が断然おいしそうに見えることに驚きました! まるで自分の手料理のレベルがワンランク上がったようです。

私は、毎日の献立を考えたり盛り付けをしたりするときも、写真を撮ることを意識するようになりました。そして撮った写真を見返すのが楽しくなり、映える写真を撮るのにすっかりハマっていたのです。

ただ、料理の品数が多いと、より高い位置から撮らなければ全体が写りません。 ある日、ひとりで夕食を準備していたときのこと。料理全体を写すのに、私の身長では手を伸ばしても高さが足りませんでした。

そこで、椅子の上に立って撮ることを思い付きました。椅子の座面に立ち、スマホを構えて……椅子の上に立った高さなら、きちんと料理全体が写ります。

このときの私は、映える写真を撮るのにも少し慣れてきていて、「わざと余白を入れて写すとオシャレかな」などと考えていました。画面を見ながらいい画角を探し、「もう少し左かな……」と足を少しずらしたときです。

「しまった!」と思ったときには時すでに遅く、足が椅子の縁に引っかかり、ガタッとバランスを崩して転倒。しかも手がふさがっていた私は、倒れた勢いでそばにあったソファの角に頭を強打してしまいました。

自宅診療に来ていた医者に診てもらうと

転倒した後、私はとても焦りました。血は出ていないようでしたが、あまりにも頭が痛くて、その場から動くことができなかったのです。「やばい……頭を打ったし、詳しい検査がいるかもしれない」など、いろいろなことを考えました。

なんで椅子の上に乗ってしまったんだろうと後悔しましたが、時間は戻りません。救急車を呼ぶしかないのだろうかと思ったとき、ハッと思い出しました。

今の時間は、ちょうど隣の親戚の家に訪問診療の医師が来ている時間だったのです。手に持っていたスマホから急いで親戚に連絡し、事情を説明したところ、医師が自宅まで診に来てくれました。

医師に診察してもらったところ、強打した頭は少し腫れているが、傷にはなっていないとのこと。もし時間がたって痛みが増したり、吐き気が嘔吐があったりした場合は、病院へ行くように言われました。

打った場所が頭だったため、診てもらうまではとても怖かったのですが、とりあえず緊急の処置は必要ないということで、とても安心したのを覚えています。 幸い、その後しばらくして痛みが引き、吐き気もなかったため、病院へは行かずに済みました。

もし打ち所が悪くて、後遺症でも出たらと思うとゾッとします。頭でなかったとしても、もしかしたら骨折などをしていたかもしれません。今回は大きなことにならなかったためよかったですが、もし入院するほどの大けがでもしたら、大変なことになっていました。

まとめ

一部始終を娘に話すと、「無理して撮ろうとしないで!」と怒られる始末。今回の件で、「Instagramに載っているような映え写真を撮るのにも、体力がいるのね……」と実感しました。 SNSを見ていると、きれいな写真を載せている人が多く、とても魅力的です。きれいな写真は、被写体の価値すら高めてくれる気がするため、つい写真映えを追い求めたくなってしまいます。

しかし、無理な体勢や場所で写真を撮ることは、危険につながります。人のまねをして、無理な体勢で写真を撮るのはやめようと誓った出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

取材・文:大石しおり/30代女性・ライター。ひと回り以上年上の夫の健康に気をつかいながら、娘を育てるママ。元看護師の経験を活かして、健康や夫婦生活について寄せられた体験談を執筆している。

イラスト/かたくりこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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