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レシートが語る【ビール・発泡酒売れ筋ランキング】TOP3をアサヒが独占?4位はキリンの“新ブランド”350ml缶が家庭の「新定番」になった切ない理由

  • 2025.8.30

260万人のレシートデータが明かすビール市場の新トレンド

7月のビール・発泡酒売れ筋ランキング
7月のビール・発泡酒売れ筋ランキング

暑い夏の定番といえばやはりビール。東芝データが約260万人の電子レシートデータを分析した結果、2025年7月のビール・発泡酒市場で興味深い傾向が浮き彫りになりました。熱処理を行わない製法の「生ビール」が圧倒的な人気を示し、全国ランキング上位10位中5つを占める結果となりました。

アサヒスーパードライが圧倒的シェアを獲得

全国ランキングの上位3位は、すべてアサヒビールの「アサヒスーパードライ」が独占しました。1位は缶350mlでシェア約2.89%、2位は缶500mlで約2.32%、3位は缶350ml×6缶パックで約2.27%という結果です。

注目すべきは、上位10位中5つが「生ビール」であることです。1位、2位、3位に加えて、6位にキリン一番搾り生ビール(約1.44%)、8位にサッポロ生ビール黒ラベル(約1.39%)がランクインしています。一方で、4位と10位には従来の「ビール」、5位、7位、9位には「新ジャンル(発泡酒2)」が入り、価格や味わいの多様化が進む中で消費者の選択肢が広がっていることがわかります。

350mlが家庭市場の“標準サイズ”として定着

容量別に見ると、全国・地方別ともに350mlサイズが売れ筋の中心となっています。500mlや大容量商品を抑えて350mlが上位を占めており、家庭市場における“標準サイズ”としての地位がさらに強まっていることが確認できます。

この結果について東芝データは、「2026年10月に酒税改定も予定されており、引き続き購買傾向の変化にも注目です」とコメントしています。

(LASISA編集部)

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