お気づきの点を真に受けた幼少期…　お菓子メーカーへ勝手に電話した結果“まさかの展開”に

商品のパッケージに「お気づきの点がございましたら、こちらまでご連絡ください」と記載されているのを目にしたことがある方は多いでしょう。通常は不具合や不良品が見つかった際に利用されることが多いですよね。

SNSに投稿された、「子どもの頃“お気づきの点”についてメーカーに電話して親に怒られた」という話題が、注目を集めています。

いったいどんな“お気づきの点”だったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

小さい時『お気づきの点』を真に受けて親の目盗んでお菓子メーカーに「クッキーに牛乳あいすぎて、おいしすぎる」って電話したら「ありがとう。いっぱい食べて大きくなってね」の手紙とクッキー送ってくれた。親にはめちゃくちゃ怒られた

迷子予備軍(いつも行くスーパーのたこ焼き屋さんが大好きで動かない)だから住所教えこまれていました！賢くないです
親戚以外に勝手に電話してメーカーの方のお手を煩わせたことに怒られました。

企業に寄せられる「お気づきの点」といえば、苦情や不具合の報告を想像する人が多いでしょう。そんな中、「おいしすぎる！」という純粋な感想が届き、しかもそれが子どもからのものだったとしたら…担当者も思わず笑顔になったに違いありません。その後の温かな対応からも、メーカー側の喜びが伝わってきます。

ただ、保護者の立場としては心配の種にもなり得ます。知らない場所に勝手に電話をかける行為は、思わぬトラブルにつながる可能性もあるからです。「親にめちゃくちゃ怒られた」のも仕方がないかもしれません。

子ども時代の投稿者さんは、きっと好奇心旺盛な性格だったのでしょう。それにしても、なぜ「電話をかけよう」と思ったのか。当時の心境を、今ご本人はどう振り返っているのか、さらに詳しくお話を伺いました。

電話して良かったと思っていた

ｰｰｰきっとお菓子メーカーさんも嬉しかったでしょうね！お電話した時の心境を覚えていますでしょうか？

多分、「お菓子屋さんが知らないかもしれないから、クッキーと牛乳が合うって気付いたことを教えてあげなきゃ」と考えて電話をかけました。

相手の方とどんな会話をしたのかまでは覚えていませんが、電話でお喋りをすることがマイブームな時期だったので、優しく聞いてもらえて嬉しかったんじゃないかなぁと思います。

ｰｰｰお手紙とクッキーが届いた時、どう思われましたか？また、親御さんに怒られてしまったとのことですが、当時のことを大人になってからお話しすることはございましたか？

怒られて泣きべそかいた後に、クッキーとお手紙を渡されました。内心は「やっぱりお菓子屋さん知らなかったんだ。電話して良かったな」と思っていました。

家族ではあまり話題に出ることはないのですが、個人的には今でもすごく印象に残っています。その商品を見ると自然と当時のことを思い出します。

ｰｰｰきっと好奇心旺盛なお子さんだったのでしょうね。行動力に驚くと同時に、ほっこりとさせられました。

コメント欄には、子どもなのに住所を言えたことへの驚きや、メーカーの方の気持ちに共感する声が多く寄せられていました。

子どもは、大人には予想もつかない突拍子もない行動をとることがあります。その多くは純粋な好奇心や素直な気持ちから生まれるもの。時には子どもの純粋さを見習い、嬉しい気持ちや喜びを素直に周囲に伝えてみると、周りの世界が少し優しく感じられるかもしれませんね。