院長「すぐやめろ」入職するも…「退職届書かされて」待ち受けていた“衝撃の結末”に絶句…「完全に労基案件！」

近年は「働きやすさ」や「職場の人間関係」を重視する人が増えています。しかし、風通しの悪い職場や、個人経営ならではの理不尽な対応に悩む声も、依然として少なくありません。

そんな中、SNSに投稿された「職場の相談をきっかけに、突然の退職を迫られた体験談」が話題になっています。いったいどんな出来事だったのでしょうか？

話題の投稿がこちら。

職場のことで悩んでて、上司に相談したら、上司から社長に話がいって、いきなり退職届書かされて即日帰らされた。
個人経営の怖さだし、やっぱ医療って独特(医療業界のひとごめんなさい)
パニックだったけど、こんなとこは早く見切りをつけた方が良いと思ったから後悔なし。

投稿者さんは、個人経営の医療機関で働いていた際、職場の悩みを上司に相談したところ、その内容が社長（院長）に伝わり、なんとその日のうちに退職届を書くよう求められ、即日退職することになったそうです。

この経験から、投稿者さんは「個人経営ならではの怖さ」や「医療業界特有の雰囲気」を痛感。それでも「こんな職場は早めに見切りをつけるべき」と考え、後悔はしていないと語っています。

突然の退職通告に至るまでの経緯は…

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

---信じられない対応に絶句です…。どのような職場だったのでしょうか？

面接で「アットホームな感じの職場だよ」と言われていたのですが、実際入ってみるといつも緊張感が漂う職場でした。仕事のことで誰かと話していても「それチャットでやりとりして」と言われたりするので、特に院長がいる時は誰も何も喋らない状況でした。

---面接時の説明とはだいぶかけ離れている印象ですね。今回の投稿にもあった、上司へ相談していた時の状況を教えてください。

院長ではない先生と診察に同行していた時に、車の中で主に仕事についてのコミュニケーションをとっていました。

そのことについて、院長から「ドライバーからうるさいと聞いた。すぐ辞めろ」と言われました。仕事の話だったので反論したかったのですが、院長に口答えすることができない環境だったので、何も言えずに謝りました。

翌日、そのことを上司に相談したところ、「この職場はずっとこのやり方できているから変わらない。我慢するしかない」と言われました。その上で辞めてもいいことも言われましたが、勉強になる部分もあるし、経済的にもすぐは難しいので「少し考える」と伝えて上司との面談が終わりました。

---たしかに、その時点ではよくある「相談」という感じですね。にもかかわらず、すぐに社長へ話が届き、退職届まで書かされてしまった時のお気持ちをお聞かせください。

こんなに早く話が進むとは思いませんでしたし、自分のなかで迷っている部分もあって相談したのに、相談した意味がないなと思いました。

この職場には私と向き合ってくれる人はいないと思い、怖さと同時に、こんなことしてくる職場にいても心が病んでいくだけだ、私にもっと合うところを探そうと半分吹っ切れてもいました。

---そう感じても仕方のない状況だと思います。その時、周りにいたであろう職場の方々の反応はいかがでしたか？

誰も私の方を見ずに自分のお仕事に集中されてました。でも、院長には自分の意見を言えないし、変に気をつかうことは皆んなの共通認識ではあったので、こんなやりとり見せられてかなり気をつかわれたと思います。

---「アットホームな職場」とはかけ離れた、「張り詰めた職場」だったのですね。投稿者さんの勇気あるお話に、胸が締め付けられる思いがします。新たな環境で、心穏やかに過ごせることを願っております。

こちらの投稿には「パニックでも冷静な判断がすごい」「完全に労基案件！」といった共感や驚きの声が寄せられていました。

投稿者さんの体験は、多くの人にとって他人事ではなく、自分自身の働き方や職場環境を見直すきっかけになったようです。職場で理不尽な出来事に直面した際には、自分の心身を守る選択をすることが何より大切。自分の気持ちや権利を大切にする姿勢は、決して間違いではありません。

一人で抱え込まず、必要に応じて専門機関などに相談する勇気を持つことも、安心して働くための大事な一歩ですね。