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ひやむぎでおなじみの「ピンク麺」「緑麺」実は1本ずつ“手作業”で混ぜていた!理由を「揖保乃糸」販売元に直撃

  • 2025.8.22
「手延ひやむぎ『揖保乃糸』」(揖保乃糸特約販売店 はりま製麺提供)
「手延ひやむぎ『揖保乃糸』」(揖保乃糸特約販売店 はりま製麺提供)

夏にひやむぎやそうめんを食べている人は多いと思います。スーパーで販売されているひやむぎを見ると、商品によってはピンク色の麺や緑色の麺が1~2本混ざっていることがあり、気になったことはありませんか。SNS上では「兄弟でカラー麺を取り合った」「そうめんには入っていない」などの声が上がっています。

ひやむぎには、なぜこのような色付きの麺が入れられているのでしょうか。また、色付きの麺は製造時にどのような方法で入れられているのでしょうか。「手延ひやむぎ『揖保乃糸』」などを販売する兵庫県手延素麺(てのべそうめん)協同組合(兵庫県たつの市)の担当者に聞きました。

パッケージの正面に見えるように色麺を手作業で入れている

手延ひやむぎ「揖保乃糸」にピンク色の麺と緑色の麺を入れている理由について、担当者は「ひやむぎとそうめんは見た目では区別しにくく、『色付きの麺が入っているのはひやむぎです』と、お客さまに提示するためです」と説明。

その上で「ひやむぎを盛り付けたときに白い麺からちらりと2色の色麺が見えることで、お客さまに涼しさや爽やかさを感じていただきながら召し上がっていただきたいという思いもあります」と、2つの理由があることを教えてくれました。

揖保乃糸では、以前からひやむぎにピンク色の麺と緑色の麺をそれぞれ2本ずつ入れているとのことですが、担当者は「手延ひやむぎ『揖保乃糸』の製造時は色麺をパッケージの正面に見えるようにするため、手作業で丁寧に1本1本入れています」と明かしました。

なお、白い麺と色が付いている麺とで、味に違いがあるかを聞くと、「天然の着色料を使用しており、無味無臭のため、味の違いはほとんど感じられないと思います」と返答がありました。

オトナンサー編集部

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