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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「30kmを20分で進んだ時の速さは時速何km?」→正しく計算できる?

  • 2025.9.26
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この問題を解くと、速さ・時間・距離の関係を復習することが出来ます。

学生時代に必ず一度は習ったはずの速さについての問題です。

覚えなければいけない公式がいくつかあるので、こんがらがってしまう可能性があります。公式を整理して一気に復習していきましょう。

問題

次の問いに答えなさい。
30kmを20分で進んだ時の速さは時速何km?

求めたいのは、「速さ」ですね。

解説

この問題の答えは「時速90km」です。正しい答えを求めるためには、単位に注意しなければいけません。距離はkm、時間は分、速さは時速kmなので分を時間に直す必要があります。

〈時間の単位について〉
1時間=60分
・時間→分は60を掛ける。
・分→時間は60で割る。分数にしておくと計算しやすい。
20÷60
=20/60
=1/3

なので、20分=1/3時間となります。これで単位を揃えることが出来たので、速さ・時間・距離についての公式を振り返りましょう。

〈速さ・時間・距離について〉
・速さ=距離÷時間
・時間=距離÷速さ
・距離=速さ×時間

これに当てはめて計算していきます。

速さ
=30÷1/3
=30×3
=90

単位に注目すると、

距離÷時間
=km÷h
=km/h

これは速さの単位になっていますね。

まとめ

速さについての問題では単位を揃えることが最重要です。時間について揃える場合が多いので、時間と分の行き来は自由に行えるようにしておきましょう。

距離を求める場合以外は割られる数が距離の割り算なので、距離だけしっかり覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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