1. トップ
  2. 小学生でも分かる問題にチャレンジ!「秒速10m」→時速何km?

小学生でも分かる問題にチャレンジ!「秒速10m」→時速何km?

  • 2025.7.9
undefined

秒速、分速、時速はどれも速さを表す単位です。

算数・数学の問題では、これらの単位を適切に変換して計算しなければいけません。

今回は、「速さの単位変換」の問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認をしましょう。

問題

秒速10mは、時速何kmですか。

秒速から時速へ変換する問題です。

まずは、自分自身で正しい答えが出せるかどうか、挑戦をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは、「時速36km」です。

どのように考えるのかを順に解説をしていきます。

まず「秒速10m」という速さは「1秒間で10m進む速さ」を表します。

これを「時速」に変換するということは、「1時間あたり、何km進むのか」を考えればよいということになります。

まずは秒速を分速に変換しましょう。

秒速10mの速さで1分(60秒)移動すると、
10×60=600m
の距離を進みます。

つまり「秒速10m = 分速600m」ということになります。

同様に、分速を時速に変換します。

分速600mの速さで1時間(60分)移動すると、
600×60=36000m
の距離を進みます。

また、
1000m=1kmなので、
36000m=36km
となります。

したがって、「1時間で36km進む」ということです。

以上をまとめると、
秒速10m
=分速600m
=時速36km
となります。

速さの単位変換は「時間」と「距離」の単位に注意して計算をしましょう。

まとめ

小学校で学習する「速さ」ですが、学生のときに苦戦した方も多いかもしれません。

きちんと「速さの意味」を理解していれば、計算は簡単ですね。

間違えてしまった方はぜひ復習をしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


類似問題に挑戦!

意外に間違える人が多いかも!「分速70mで30分歩いた」→進んだ距離は?
意外に間違える人が多いかも!「分速70mで30分歩いた」→進んだ距離は?