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3カ月間コラーゲンドリンクを毎日飲み続けて気づいた、肌と爪の変化

  • 2025.8.3

ふっくらとハリのある肌、そして潤い......コラーゲンドリンクに期待される効果を聞いて、気にならないはずがない。もともと私はサプリメント好きな美容エディター。日々さまざまなカプセルやパウダー、リキッド状の美容アイテムを試しているけれど、「内側と外側、両方から効く」プロダクトには特に惹かれる。ただ、実はこれまで“コラーゲン入り美容アンプル”には手を出したことがなかった。

シワはまだあまり気にならない年齢だけれど、肌がふっくらして明るく潤うという言葉には心を掴まれた。そこで、効果に定評のあるコラーゲンドリンクをリサーチし、ドイツ発のビューティブランド「エラステン(ELASTEN)」の製品を試してみることに。

公式サイトにはこう書かれていた。「コラーゲンは優れた保水力を持ち、肌の内側からふっくらとハリを与え、なめらかに整えます。紫外線や喫煙、ホルモンバランスの変化、食生活は、体内のコラーゲンバランスに影響を及ぼします。また、コラーゲンの生成は25歳を境に減少し、その後も年齢とともに減り続けるのです」

……ここまで読んで、確信した。これは試してみるしかない!

毎朝のルーティンにコラーゲンを

肌のターンオーバーは約28日と言われているため、効果を実感するまでには少なくとも1カ月はかかる。私が選んだのは、牛由来のコラーゲンをベースにしたエラステンのドリンクタイプ。毎朝、朝食と一緒か食後に飲むのが推奨されている。

私は職場で朝食を取ることが多いので、個包装のアンプルはかなり便利だった。バッグに1本入れておけば、飲み忘れることなく毎朝の習慣にできた。

成分は、コラーゲンペプチドのほか、ビタミン類、亜鉛、アセロラ果実エキスなどがブレンドされたもの。正直、もっと独特な風味を想像していたけれど、意外にもクセがなく、フルーティーでほんのり甘い味わいだった。

3カ月後、肌にふっくら感が

1カ月ほど経った頃、まず感じたのは「乾燥が気になりにくくなった」ということ。これまでは化粧水ヒアルロン酸美容液クリームの3ステップが欠かせなかったけれど、美容液だけでも十分に潤いが保てるようになり、保湿クリームを使わずに日焼け止めを直接塗るようになった。重ねづけしなくても肌がしっとりしているのは、自分でも驚くほどの変化だった。

3カ月を終える頃には、肌にふっくらとしたハリが出てきたのを実感。さらに、指先の変化にも気づいた。以前は頻繁に割れていた爪が、明らかに丈夫になったのだ。これは、エラステンの公式にも記載されていた効果のひとつ。予想以上の手応えに、すっかりコラーゲンの魅力に引き込まれてしまった。

普段から食生活には気をつけているし、適度に運動もし、水は1日2リットル以上飲むようにしている。いずれも血行を促し、肌の健康やコラーゲンの生成をサポートする基本的な習慣だ。それでもなお、コラーゲンサプリメントを摂り始めてから、肌のツヤに確かな違いを感じるようになった。

マリンコラーゲンと牛由来、どちらがいい?

私が今回試したのは、臨床研究に裏付けられたHC コラーゲン・コンプレックス®を配合したドリンク。牛由来のコラーゲンペプチドをベースにしていて、人体のコラーゲン構造に非常に近く、吸収率が高いとされている。

一方で、動物性を避けたい人や魚由来の製品を選びたい人には、マリンコラーゲンも選択肢のひとつ。こちらも人体のコラーゲン合成をサポートするアミノ酸プロファイルを含み、特に夜の補給に適しているとされている。ただし、マリンコラーゲンに関する研究はまだ途上の部分もありつつ、非常に有望な成分でもある。

最近の科学的レビューでは、「マリンコラーゲンは、陸上動物由来のコラーゲンよりも明らかに優れた効果を示している」との報告も。「皮膚の再上皮化、血管新生、線維芽細胞の移動促進、傷の治癒スピードの向上といった点で顕著な働きがあり、弾力性の改善やシワの軽減といったエイジングケア効果にも期待が高まっています。今後もさらに研究を進めるべき領域です」と記されていた。

3カ月にわたる私自身の“セルフ実験”がすべての証明にはならないかもしれないが、少なくとも、コラーゲンドリンクの効果(それが牛由来であれ魚由来であれ)は、やっぱり侮れないと実感している。

FROM VOGUE.DE

Text: Maria Goldbach Translation: Makiko Yoshida

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