夫の女友達からマウントが止まらない…！幸せな結婚式はどうなる？

結婚式は人生で一度きりの大切なイベント。花嫁なら誰しもが最高の1日を夢見て、準備に奮闘しますよね。結婚式に向けて、毎日忙しくも幸せな準備期間を送っていた歩実。しかし、そんな歩実の心に、じわじわと「モヤモヤ」が広がる出来事が起こります。それは、新郎の友人「まい」をめぐる、ちょっとした、いや、かなり気になる出来事の連続でした……。

■期待と不安が入り混じる結婚準備…招待状の返信で知る「まさかの追加」に絶句

結婚式まであと4ヶ月。招待状の準備に、ゲストの確認、会場との打ち合わせ……やることが山積みです。マイペースな夫・まさとを尻目に、ほとんど歩実が主導で準備を進めていました。

そんなある日、まさとから「バスケ部のマネージャーだった子が子どもを連れてくるって。花田まいってやつなんだけど」と報告が。賑やかになりそうだと喜ぶ歩実は、2歳になるというお子さんの席を用意するつもりでした。

まさとが見せてくれたLINEには子どもの写真が送られてきており、歩実も微笑ましく思っていました。

そして後日、続々と招待状の返信が届き始めます。

友人からの温かいメッセージや凝ったイラストが描かれたハガキに、歩実は胸を躍らせていました。

しかしその中に、一際目を引く気になるハガキがありました。

よく見ると、縮れた毛のようなもの近くにこんなコメントが添えられていたのです。

驚きの隠せない歩実。2歳のお子さんに加えて、生まれたばかりの赤ちゃんまで連れてくるというのでしょうか！？

会社から帰宅したまさとに、まいから届いた招待状の返信ハガキを見せると…

まさともこのことを知らなかったようで、驚きを隠せない様子。急いでまいに確認したところ「二人目生まれたって。一人追加で……」と申し訳なさそうに言うのでした。

後日、不安に思った歩実は式場のスタッフに相談します。

式場スタッフの言葉で安心する歩実。考えすぎだったかなと自分を納得させましたのでした。

■結婚式前の飲み会で、まいから受けたマウント攻撃

赤ちゃん連れの件でモヤモヤが残る中、まさとから「結婚式の前に、仲良かった奴らで飲み行こうって話してるんだけど、あゆちゃんもどう？今まで紹介する機会なかったしさ、マネージャーのやつも、あゆちゃんと話したいって」と誘われました。

少し不安もありましたが、せっかくの機会なので、夫の友人たちと仲良くなれたら、と参加することにしました。

飲み会の席で、初めてまいと対面した歩実。明るく話す彼女に、「話しやすそうな人でよかった」「仲良くなれたらいいな」と安心したのも束の間でした――。

まいとの会話は、歩実の予想とは全く違う方向へ進んでいきます。

そして、新婚生活の話になると、まいのマウントはさらにエスカレートしていきます。

歩実は思わず「あはは……それはちょっと……」と困惑したのですが、まいは意に介さず、まさとにこう言うのです。

歩実の意思とは関係なく、勝手に妻としてのスタンスを決めつけられ、さらに「あたしってこんな感じだから」と、まるで歩実が心が狭いかのように言われたのです。その場では笑顔でやり過ごしましたが、心の中では言いようのないモヤモヤが募っていきました。

こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画になります。ご友人の体験談を作品にしたというなつもりさんに、この漫画についてや当時の思いなどをいくつかインタビューしてみました。

■作者のなつもりさんにインタビュー

─なぜこのテーマで作品を作ろうと思ったのでしょうか？また花田さんのキャラクター設定はどのように考えましたか？

友人の経験談です。私も結婚式挙げた際に同じようなことがあり、あるあるなのか、他にもモヤモヤしている新郎新婦がいるのではないかと思い描きました。

─なるほど。結婚式って、招待する側がすごくいろいろなことを考えて準備するからこそ、夫やゲスト、式場スタッフに対してモヤモヤすることもありますよね。

もし、なつもりさんが旦那様の女友達との付き合いにストレスを感じる場合、自分はどのように距離感を保ち、旦那様にはどのような配慮をしてもらうのがいいと考えますか？

異性の友達というだけでかなりストレスを感じてしまうと思います。我慢しても少なからず態度に出てしまうので、まずは正直に夫に話します。私の場合、女友達は必要ないと思っているタイプなので（笑）、距離を置いてもらいたいです！

─わかります！ 「仲の良い女友達」と頭では分かっていても、心では理解しきれずヤキモチを妬いてイライラしてしまうこともありますよね。そこはしっかり話し合って、旦那様に理解してもらうことが大切ですね。

では最後に、参列してもらうゲストに不安がある場合、新郎新婦側はどのように準備しておくのがよいでしょうか？（物理的にも、精神的にも）

２人が納得できる条件を最初にしっかり話し合うことが大切だと思います。一生に一度の結婚式なので、事前に不安を取り除きたいです。不安は大体的中しますよ！（笑）

─なつもりさん、貴重なお話ありがとうございました！

実はこのあと、楽しいはずの飲み会で、まいからのマウントと心ない言葉の連続。この時のモヤモヤが、結婚式当日、さらに大きな波となって押し寄せてくるとは、この時の歩実はまだ知る由もありませんでした――。

結婚式当日、まいはどんな出来事を引き起こしたのか？ そして、歩実は楽しみにしていた結婚式をどのように乗り越えたのか？ ぜひチェックしてみてくださいね。

(だいふく)