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コーヒーの効果を“最大限”活かす…最適な飲み方はこれだった→管理栄養士が明かす、「飲むべき時間帯」とは?

  • 2025.8.21
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

毎日の仕事や勉強のお供に欠かせないコーヒー。目を覚ますための刺激剤としてだけでなく、集中力アップや脂肪燃焼、さらには抗酸化作用など、多彩な健康効果が期待できる注目ドリンクです。でも、実は飲み方次第でその効果を最大限活かすことができるんです。この記事では、管理栄養士の視点から「コーヒーを飲むべき最適な時間帯」や「飲み方のコツ」について詳しく解説します。

眠気を吹き飛ばすだけじゃない!コーヒー効果を高めるタイミングとは?

コーヒーに含まれるカフェインは、脳を刺激して集中力を高める働きがあります。ただし、朝の起床直後は「コルチゾール」というホルモンが高い状態。このタイミングでコーヒーを飲むと、自然な覚醒作用を邪魔してしまう可能性があるのです。

そこでおすすめなのが、起床から1〜2時間後、ちょうど朝10時ごろの1杯。この時間はコルチゾールの分泌が落ち着き、カフェインがしっかり効いて「頭がシャキッ」とする感覚を得やすいのです。オフィスワークや家事をスタートさせたいタイミングにぴったりです。

午後の“魔の時間”に効く最強コーヒー術と注意点

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

午後2時〜3時は眠気や倦怠感が訪れやすい時間。このタイミングでコーヒーを飲むと、カフェインが集中力を後押しし、生産性を高めてくれます。

ただし注意したいのは飲みすぎ。1日のカフェイン摂取は400mg(コーヒーで約3〜4杯)を目安にしましょう。また、午後の最後の1杯はなるべく16時までに済ませるのがおすすめ。睡眠の質を守るためです。

さらに、空腹時のブラックコーヒーは胃に負担をかけることもあるので、軽いスナックや食後に飲むのが安心です。

漢方の時間割では、15時〜17時は“ティータイム”にあたる時間帯。むくみや関節の冷えが気になる人は、この時間にコーヒーをいただくと血流が整い、「むくみ知らずの美脚」を目指せると考えられています。ちょっとひと息つくコーヒーブレイクが、美容や冷え対策につながるのも嬉しいポイントです。

最適なコーヒー時間を見つけて

コーヒーはただの眠気覚ましではなく、飲む時間と量を工夫することで健康や美容を支える強力な味方になります。

  • 朝は起床後すぐではなく、10時ごろ・頭が冴えてきた頃の1杯
  • 午後のスランプには14時〜15時のリフレッシュコーヒー
  • 美脚を目指すなら、15時〜17時の漢方的ティータイム

この3つのポイントを押さえれば、あなたのコーヒーはパフォーマンスも美容効果も“最大化”するはずです。


監修者:久住瑠実子(ひさずみ るみこ)/Instagram

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病院管理栄養士*うるおい漢方講師/未病栄養コンサルタント(分子栄養学)/Jr.母子栄養スペシャリスト
管理栄養士歴14年
大阪市在住。2013年に結婚、現在3姉妹を育てながら病院フルタイム勤務と個人事業を両立。「美味しく食べて美しく」をモットーに「日本の医療費1億円削減を担う人の一人になる」ことをビジョンに掲げる。そのために、3ヶ月で “自分の体の音を聴き、自分の心と対話できる人” を束で増やすべく「うるおい漢方コンシェルジュ養成講座」を開講している。