津波警報が発令中　NHKの『避難への促し方』に「日本人の扱い方を心得ている」「さすが」

2025.8.5

7月30日にロシアのカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震の影響で、日本の太平洋側の幅広いエリアで津波警報が発令。被害を防ぐため、さまざまなメディアが注意喚起を行なっていました。

その際、NHKの地震報道がとても巧みであったと話題に。視聴者によると、「もうこのように避難している人がいます。すぐに避難して下さい」と実際に避難している人の様子を映して、現地の人々へ呼び掛けていたそうです。

SNSでは日本人の心理を上手く利用していると称賛する内容のコメントが多数。実際、報道を受けて避難することを決意した人もいらっしゃるようです。

はたして、世の中の人は「NHKの避難への促し方」に対し、どのような反応を示しているのでしょうか？詳しくご紹介します。

太平洋側の幅広いエリアで津波警報が発令

7月30日、ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の巨大地震が起きました。

その影響で、日本の幅広いエリアで津波が発生。それに伴い、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報が発令されました。

岩手県の久慈港では午後2時頃に1メートル30センチの津波が観測。また、仙台港でも30日の夜に90センチの津波が観測されたそう。そのほかの地域でも津波が観測され、気象庁は安全な場所に避難するよう注意喚起を行なっていました。

なお、津波警報は段階的に津波注意報に切り替えられ、現在はすべての地域で解除されています。

NHKの地震報道に称賛の声集まる

当時、NHKは建物の上に避難している人を映してから「すでに避難している人もいます！」と促していたのだそう。日本人の心理を巧みに利用した地震報道のあり方に対し、称賛する内容のコメントが続出していました。

NHKの地震報道上手いな〜。
発想が天才すぎる…。
日本人の扱い方を心得ているね。
さすがですね…！
報道のプロって感じだよね。

また、絶対に被害者を出したくないという強い意志を感じるという趣旨の投稿もありました。

被害者を一人も出したくないって強い意志を感じる。
逃げ遅れてしまう人を出したくないって決意が伝わるよね。

Xでも類似の投稿が

室蘭市長の青山剛（@t_aoyama）氏は7月30日、自身のX（旧Twitter）で津波警報に関連するポストを投稿。旭ヶ丘小学校に1,000名を上回る人々が避難していることを報告し、ほかの高い標高の高い地域への避難の検討を呼び掛けました。その後も、津波警報に関連する情報を繰り返し発信されていました。

それに対し、SNSでは称賛のコメントを寄せている方も。

市長のXを頼りにしていました。正確な情報を発信してくださりありがとうございました…！
家族が室蘭に住んでいるためとても助かりました…！
市長の情報発信がとても助けになりました。

また、【公式】北海道新聞釧路報道部〈ココカラ～読者とつくる紙面〉（@kokokara_news）も30日、釧路港で30センチの津波が観測されたことをXで報告。釧路市市防災庁舎に避難している人々の様子を写真と共に伝えていました。

みなさんはどう思いましたか？

今回は、地震報道時の避難の促し方に対する世の中の人の反応をご紹介しました。

日本人の心理を巧みに利用した地震報道に感銘を受けた人はとても多いようです。被害者を絶対に出したくないという、NHKの覚悟を感じたという内容のコメントもありました。

みなさんは、こちらの件についてどのように思いましたか？

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