9歳サッカー少年が悲劇的な死去…日本企業も資本参加する英名門チームが追悼 「プライバシーを尊重して」

Text by 井上大輔(編集部)

昨季、英3部の昇格プレーオフを制して、今季から2部リーグに昇格するチャールトン。

1905年に創設されたクラブで、2000年代にはプレミアリーグを戦っていた。

2023年7月に日本のACAフットボール・パートナーズが資本参加し、日本とイングランドにルーツを持つ19歳の小橋エンスリン海もチームに所属している。

そのチャールトンは、29日、U-10チームに所属していたイーサンくんが亡くなる悲劇的な訃報に接し、深い悲しみに暮れていると発表。

「イーサンの笑顔、エネルギー、そしてサッカーへの情熱は、チームメイトとアカデミーのスタッフの記憶に永遠に刻まれることだろう。

サッカーとチームメイトへの愛、そして出会ったすべての人々への敬意を抱く彼は、若い選手にとってサッカーのあるべき姿を示す輝かしい模範であった。彼の喪失は、誰にとっても大きな悲しみだ」

2016年生まれの彼は9歳でこの世を去ることになった。

クラブは「この本当に困難な時期において、遺族、チームメイト、およびスタッフのプライバシーを尊重してほしい」として、詳しい死因については伏されている。