鈴木福のアンダースローからGACKTの暴投まで！？近年話題となった“始球式”の名場面

それぞれの個性が光る芸能人の始球式

プロ野球の試合前を彩る始球式には、毎年多くの芸能人が登場します。華やかな衣装で登場する女優やアイドル、意外な投球フォームを披露するタレントなど、その様子は試合そのものと同じくらい注目を集めることも。今回は、近年話題となった芸能人たちの始球式エピソードを振り返ってみましょう。

「またもやノーバンならず」カワイイ言い訳をした篠崎愛さん

2025年6月22日（土）に横浜スタジアムでおこなわれた始球式には、グラビアアイドルの篠崎愛さんがミニスカートにルーズソックス姿で登板。投じたボールは惜しくもワンバウンドとなりましたが、そのかわいらしい姿に観客席からは温かい声援が送られました。

篠崎さんは始球式後にインスタグラムを更新し、「昨年に続いて、2度目の始球式！……でしたが、またもやノーバンならず」とコメント。「練習ではちゃんと届いてたのに～（←言い訳）」と茶目っ気たっぷりに綴っています。

見事なアンダースロー投法を披露した鈴木福さん

5月20日（月）のマツダスタジアムでは、俳優の鈴木福さんが始球式に登場して、見事なアンダースロー投法を披露。場内を大いに沸かせました。アンダースローのピッチャーは現在のセ・リーグでもほとんどおらず、広島カープの鈴木健矢選手が数少ない投手のひとり。カープファンの鈴木福さんは同じ“鈴木”つながりで縁を感じ、アンダースローを練習したとXで明かしています。

「ボクは球技はてんでダメ」GACKTさん！7月31日の“再チャレンジ”に期待が高まる！？

まさかの結果で話題となったのが、2024年8月にエスコンフィールドHOKKAIDOでおこなわれたGACKTさんの始球式です。GACKTさんは始球式前に更新したXで、「ボクは球技はてんでダメ」「届けば奇跡、ストライクなど入った日には大変なことになる」と投稿。また「まして野球のように繊細な技術が必要なスポーツで、ボクがマウンドに立つこともおこがましいと心から思っている」とコメントしていました。

そしてマウンド上で決めポーズを見せた後の投球は、キャッチャーが大きく横に踏み出すほどコースが外れる暴投となってしまいました。しかしそれから1年がたち、GACKTさんは「遂にリベンジする時がやってきた」とXを更新。7月31日（木）のエスコンフィールドHOKKAIDOでおこなわれる日本ハム対ソフトバンク戦で、再チャレンジすることを明かしました。これには「失敗を失敗で終わらせないGACKTさん恰好良すぎる」など、反響の声が続出しています。

さまざまな分野で活躍する芸能人たちが挑戦する始球式。技術よりもその人らしさが表れる瞬間こそが、記憶に残るエピソードを生み出しているのかもしれません。

（LASISA編集部）