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山寺宏一が「大好き」と語る【学生時代にどハマりした“声”の原点】とは?「声優の道へと導いてくれました」

  • 2025.9.7
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2010年にインタビューを受けた山寺宏一(声優)(C)SANKEI

数々の名キャラクターに声を吹き込んできた大ベテラン声優・山寺宏一さん。その圧倒的な表現力と演技の幅に、“どうやってその技術を身につけたのか?”と気になったことがある方も多いのではないでしょうか。

実はそのルーツは、大学時代に夢中になった“ある文化”にあるといいます。多彩な声を使いこなし、動物から人間、アニメから実写まで、どんな役柄も自在に演じ分ける山寺さん。その原点とは?

山寺宏一さんが大学時代に夢中になった、声の表現の原点ともいえるものとは?

さて、ここでクイズです!

山寺宏一さんが大学時代に夢中になった、声の表現の原点ともいえるものとは?

ヒント…

  1. 声だけで何人もの人物を演じ分ける世界
  2. “話術”と“表現力”が試される日本の伝統芸能

「笑いを取るのが楽しくて」

正解は……落語です!

山寺宏一さんが声優としての道を歩み始める大きなきっかけとなったのは、落語でした!

子どもの頃から動物の鳴き声や歌手のモノマネなど、声を使って表現することが大好きだったという山寺さん。高校では仲間の前でものまねを披露するようになり、「笑いを取るのが楽しくて、そういう声での表現を伸ばしたいと思って、大学で落語研究会に入りました」と語ります。

大学生活のほとんどを落語研究会に捧げるほど熱中し、「1人で登場人物を何役も演じることが楽しくて、大好きになりました。大学というより、落語研究会に通っていました」と振り返りました。

この経験が、現在の“一人で複数役を演じ分ける”技術の土台になったのは間違いありません。寄席に足を運んだり、CDを聴いたりと、今でも落語を楽しんでいるといいます。

また、アニメ『昭和元禄落語心中』では落語家・有楽亭助六を担当。「落語研究会出身ですからね。“俺がやらなきゃ誰がやる”という気持ちでした」と、役への強い思いを語っていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

山寺宏一さんの声優としての圧倒的な表現力は、大学時代の“落語漬け”の4年間に裏打ちされていました。落語やものまねで、”声で演じる”楽しさを追求し続けてきたことが、現在のマルチな演技につながっているのです。

「ものまね好きと落語好きが声優の道へと導いてくれました」という、この言葉に、山寺さんの原点と情熱が凝縮されています。第一線で活躍し続ける理由が、ここにありました!


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