千葉サッカーチーム“過剰な席取り”に注意喚起　観戦の『自由席文化』に物議「完全指定席にするしか…」

今やスポーツ観戦は、家族や友人と過ごす貴重なレジャーとして定着していますよね。しかしその一方で、席取り行為をめぐるマナーやルールを巡って、現場ではトラブルも生まれているようです。

現在SNS上では、ジェフユナイテッド市原・千葉の公式Xによる「自由席に関する注意喚起」が話題を集めています。

“後から来る人の分の席の確保”といった行為を「過剰な席取り」として名指しで禁じた内容に、多くの人がコメントを寄せています。

今回は、ジェフユナイテッド市原・千葉の「自由席における席取り行為への注意喚起」に対する世の中の反応をご紹介します。

ジェフ千葉が“席取り行為”に警告

今回話題となっているのは、Jリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉が公式X（@jef_united）で発信した「自由席における席取り行為への注意喚起」です。

内容では、タオルやテープによる座席の長時間確保、さらには後から来場する人のための場所取りにまで言及がなされ、「過剰な席取り例」として具体的に列挙されていました。

【過剰な席取り例】
◯ タオル・シート類による複数座席確保
◯ テープ・ひもによる複数座席確保
◯ 長時間無人状態での複数座席確保
◯ 後から来場する方のための座席確保
◯ その他運営が過剰と判断したもの
出典：ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】

この警告に加えて、「改善が見られない場合は退場や今後の入場禁止もあり得る」との強い姿勢を明示。スタジアム観戦をめぐる新たな運営方針に注目が集まっています。

これをきっかけに、SNS上では観戦マナーと“自由席”のあり方について活発な議論が交わされています。

この点をめぐって、SNSでは多様な意見が飛び交っています。「後から来場する方の座席確保」に対して“過剰”だと一概には言えないのでは、といった声も。

また、システムそのものの改善を指摘する声もあり、「なら全席指定席にすればいいのでは」といった意見も多く見られました。

制度の透明性と公平性を求める声と、観戦スタイルの多様性を守ろうとする声の間で、ルールの落とし所が問われているようです。

また、もともと自由席は「良識とモラル」によって成り立つ制度とされてきましたが、近年ではそれが通用しないケースも目立ち始めており、運営側が積極的に介入すべきではという声が増えています。

さらに、現場での対応を巡っては「係員の限界」に触れる意見も多く、ボランティア頼みでは難しいとする声があがっています。

今回は、ジェフユナイテッド市原・千葉の「自由席における席取り行為への注意喚起」に対する、世の中の人の声をご紹介しました。

「家族や高齢者に配慮がない」「注意だけでは足りない」といった意見がある一方で、「取り締まりは必要」「全席指定で対応すべき」といった声も多く見られました。

スタジアム観戦の自由席文化は、善意とマナーの上に成り立つ繊細な制度。

観戦人口が増える中、その運用をどう見直すべきかは、多くの観戦者にとって他人事ではありません。

皆さんは、今回のこの話題、どのように考えますか？

出典：ジェフユナイテッド市原・千葉オフィシャルサイト「ホームゲームにおける席取り行為について」
（https://jefunited.co.jp/news/detail/4215）