「本当に地上波で放送されてたの？」“目を疑うほどの過激シーン”に騒然…一部地域で“打ち切り”も再放送が熱望される名ドラマ

2025.8.4

視聴者の記憶に強く残り、今なお語り継がれる作品であっても、再び地上波で見ることが難しい――そんな“幻の名作”ともいえるドラマたち。今回はそんな“再放送が難しいといわれている名作ドラマpart2”5選をセレクトしました。

本記事では、第4弾としてドラマ『エコエコアザラク』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

黒魔術を操る少女が学園で繰り広げる悪との闘い

作品名（放送局）：ドラマ『エコエコアザラク』（テレビ東京）
出演：佐伯日菜子（黒井ミサ役）

あらすじ

黒魔術を操る謎多き美少女・黒井ミサ（佐伯日菜子）。彼女が現れる先では、不可解な事件が次々と巻き起こる。闇に潜む邪悪な存在に、魔術で立ち向かうミサの戦いが、幕を開ける――。

トラウマレベルの過激シーンに衝撃…打ち切り理由とは？

ドラマ『エコエコアザラク』は、漫画を原作にドラマや映画などシリーズ化しているほどの人気ぶり。ドラマが放送されていた当時は深夜枠であったにも関わらず、視聴率も高く評判のドラマでした。

しかし、「深夜でも今じゃ放送できない」「本当に地上波で放送されてたの？」「今までで一番グロいドラマだ」「強烈…」と、現代では深夜枠でも地上波放送できない過激さに驚く視聴者が多数。

思わず目を伏せてしまうシーンが多く、一つひとつのシーンにこだわりを感じざるを得ません。

そんな本作は地上波放送当時、放送期間中に神戸連続児童殺傷事件が起こり、その影響で打ち切りになっています。しかし、一部の放送局では最終回まで放送され、その後映像ソフトにもなりましたが配信はされておらず、視聴困難な状態に。それだけに、観たいという視聴者の声は多いようです。

女優・佐伯日菜子さんが掴み取ったホラークイーンの座

『エコエコアザラク』シリーズは、多くの女優さんが出演し、そのたび高評価を受けていますが、その中でもドラマ版『エコエコアザラク』に出演した佐伯日菜子さんには絶賛の声が集まりました。

佐伯さんの演じる黒井ミサは、まさに最高のハマリ役といわれ、高視聴率の一因だったようです。美人で鋭い目、クールかつ無表情な様子が黒井ミサそのもので、笑顔さえも不気味に感じるほど。

この作品に出演した後、佐伯さんは”ホラークイーン”と呼ばれるほどの人気ぶり。その後、映画『らせん』では貞子役も演じ、絶賛されていました。

佐伯さんは、女性自身のインタビューで次のように話しています。

一時期、オファーがホラーだらけで“私の顔ってそんなに怖いの？”という葛藤もありましたが、海外のホラー作品のお仕事もあり、貴重な経験をしました。エコエコアザラクは、私の役者人生で、大きな分岐点となった作品ですね
出典：佐伯日菜子 1話ゲストのゆず・北川悠仁を「マサルくん」と呼んでいた意外な理由。ドラマ『エコエコアザラク』（女性自身）2024年9月15日掲載

今、なかなか目にすることができない『エコエコアザラク』シリーズ、まずは原作を読んでみてはいかがでしょうか？

※記事は執筆時点の情報です