【宇都宮】今！動き出す「動く ゴッホ展」栃木県立美術館

みなさんこんにちは、美術館大好きくーちです。

6月28日から栃木県立美術館で開催中の「動くゴッホ展」開催前から気になっていた企画展、早速行ってきました、ご紹介します！

デジタルファインアートって

動く？ゴッホが⁈どういうこと⁈と思いつつ…

パンフレットをみると、

デジタルファインアートの展覧会とは⁈

純粋芸術（ファインアート）を題材に3DCGアニメーションやVFX（特殊効果）などのコンピュータグラフィックス技術を使った作品を集めた展覧会だそう。

そうなんだ～ 写真撮影可！動画撮影も可‼︎

なんかワクワク‼︎

早速チケットを買って、入場。チケットはオンラインチケットのほか、当日受付で買うこともできます。

ゴッホの生涯がデジタルファインアートで甦る

会場の入り口に！

ゴッホになれます、え？顔出しフレーム。いきなりの遊び心、惹きつけられます。

そして入り口にある会場マップを手にGO‼︎

まずゴッホの生涯を4つに分けた時代を説明してくれます。ざっくりと説明文を読みつつ、、

肖像画のギャラリーへ

静かな音楽が流れています。

ゴッホ自身に息が吹き込まれたように、生き生きと映し出されています。目の表情が！

そしてゴッホを代表する絵画がデジタルファインアートで映し出されていきます。

「ひまわり」アルルの風を受けて生き生きと。

「アイリス」風に吹かれ揺れるアイリス。

「糸杉」伸びやかな糸杉、雲が流れます。

「ローヌ川の星月夜」まばゆい光が映し出されて。

「花咲くアーモンドの木の枝」

ゴッホの生涯を辿るように、映し出された大作は、生き生きと。風に揺れ、光に映し出され、植物の息吹を感じることができます。

そして展示された、ゴッホの言葉や手紙の説明。

作品を観ながら思わず引き込まれてしまうそんな空間。

「星月夜」絵の具のタッチがぐるぐると。ゴッホの心情表現が現れているよう。

またデジタルファインアートだけでなく、実物大の複製画も同時に展示されています。これも撮影可。実寸大とのこと、実際はこの大きさななんだと。

会場内は静かな音楽が流れているので、控えめにちょっとしたお話もできて感動を共有できます。

お楽しみコーナー

入り口前のゴッホになりきるコーナーに引き続き、またまた記念撮影コーナーもところどころに。

「夜のカフェテラス」 額縁の中の椅子に座れます、トリックアートみたい。

「ラクローの収穫風景」パレットを持ってゴッホの見た風景を感じてみよう。

「アルルの寝室」この中にも実はデジタルファインアート！窓の外に「糸杉」が‼︎

ゴッホシアター

ゴッホの生涯がわかりやすい年表に。

子供でも読みやすそう。

ゴッホの生涯を確認しつつ、ゴッホシアターへ。

大画面に映り出されるゴッホの人生は、数奇でもあり迫力がありました。ゴッホの絵画の中の彼の心情表現。絵画とともに書簡のやりとり、生き抜いた生涯が現れていました。見応えたっぷりです。

このゴッホシアターのコーナーは撮影不可です。

ミュージアムショップ

今回公式のグッズ販売とともに約250点のゴッホ関連グッズが販売されています。

この展覧会の記念にと、お土産も買いました。

そしてこれから、関連イベントもありますよ。

7月26日土曜日の親子ワークショップ「アルルの寝室」をつくろう、すでにキャンセル待ちとのこと。夏休みに楽しそうな企画です。

8月30日土曜日には圀府寺司先生（大阪大学名誉教授）の講演会が予定されているそうです。

常設展

栃木県立美術館は常設展も充実です。この時期は「言の葉で見る美術」川上澄生さんの版画がたっぷり。草間彌生さんの作品や美術館所蔵の印象派の絵画も展示中です。

この日も暑い日でしたが、美術館の中は快適、ゴッホの世界に浸りつつ、ステキな時間を過ごすことができました。夏休み、子どもたちや家族で行ってもいいな。写真を撮ったりして夏休みのいい思い出ができそう。会期は9月7日日曜日までです。

DATA

「動くゴッホ展」栃木県立美術館

会期 6月28日土曜日→9月7日日曜日

時間 ９時30分～17時（最終入場は16時30分）

入場料 一般1250円 大高生600円 中学生以下無料

休館日 月曜日（7/21 8/11は開館）7/22 8/12休館

栃木県立美術館
宇都宮市桜4-2-7
028(621)3566
関東バスJR宇都宮駅西口より 桜通り十文字バス停下車 徒歩5分
駐車場あり
URL：https://www.art.pref.tochigi.lg.jp/