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【ランキング】外国人が住み続けたい都道府県!大阪“3位”浮上は万博効果?鳥取、熊本が“大幅上昇”のワケとは

  • 2025.7.8

外国人が住み続けたい都道府県ランキング

外国人が住み続けたい都道府県は?
外国人が住み続けたい都道府県は?

外国人のための就職・転職情報サイト「NINJA」を運営するグローバルパワーが、「外国人が継続して住みたいと思う都道府県」ランキングの2025年版を発表しました。調査は、NINJAの登録者のうち、履歴書を公開し「スカウト受信OK」としているアクティブユーザー(2025年5月27日時点)4万9498人を対象に、行われました。

TOP6は、カウントダウン順に、京都府、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県、東京都という結果でした。

2024年から上昇した大阪・鳥取・熊本

2024年のランキングから上昇したのは、大阪府、鳥取県、熊本県。

大阪府は、2025年に開催した大阪・関西万博でインバウンド対応(宿泊や通訳等)における外国人材ニーズが高まった事と、留学生の大幅な増加(前年比+33.7%)が後押しとなり、前年4位から3位に浮上しました。

鳥取県は、30位(25.0%)→14位(40.0%)と、16ランクアップ。早期からの多文化共生センターなどの支援体制や2023年~2024年にかけて、ITや農業関連企業が外国人インターンシップを受け入れるなど、マッチング機会(GLOCAL TOTTORIやとっとりインターンシップなど)が増加するなどソフトパワー型要因が考えられます。絶対的な求人数の多寡ではなく、受入側の熱量・行政の支援体制が「地元志向」を形成してると考えられます。

熊本県も、21位→14位へとランクアップ。台湾の半導体ファウンドリ企業であるTSMCの進出とその関連企業における魅力ある求人増加が要因と考えられます。

調査を行ったグローバルパワーは、今回の調査目的について、「日本の生産年齢人口が年々減少を続ける中、外国人材の存在は労働力としてだけでなく、内需・納税など経済活動全体において重要な役割を担っています。そのため、外国人材が『就労目的』だけでなく、日本が好きで、日本で暮らすことが幸せだと思える環境を整える必要があると考えています。各自治体においても、より外国人が継続して住みたいと思える環境整備の参考にしてほしい」とコメントしています。

(LASISA編集部)

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