プロ「避けた方がよい」→ 美味しい『ピーマン』を見分ける…知られざる“正しい選び方”とは？【フードコーディネーター監修】

スーパーで手軽に買えてさまざまな調理に使える優れた野菜の「ピーマン」。せっかくなら美味しいピーマンを選びたいですよね？実は、ピーマンのヘタを見るだけで、その美味しさが一目瞭然でわかるんです。

今回は、フードコーディネーター監修のもと、美味しいピーマンを失敗なく選ぶための『正しい選び方』を解説します。

美味しさは見た目だけじゃない！ピーマンのヘタに隠された旨味のヒント

ピーマンを選ぶとき、多くの人は色や大きさばかり気にしがちですが、実はヘタの状態が美味しさの決め手にもなると言われています。

一般的にピーマンのヘタは五角形ですが、六角形のものは栄養状態が非常に良い証拠で、花びらの数が多く、糖度が高くて苦みも感じにくい傾向があります。そのため、袋に入っていても一発で見分けることができますね。

また、ヘタの色もしっかり確認しましょう。緑色でみずみずしいものは新鮮ですが、茶色く変色していたり乾燥しているものは傷みが進んでいる可能性があるため、避けた方がよいでしょう。

ヘタの状態以外にも、押さえておきたい選び方のポイントがあります。まずはピーマンの表面。ツヤがあり、ハリのあるものは鮮度が良いサイン。また、ボコボコと盛り上がっていて、ふっくら丸い形のものも新鮮なサインです。

さらに、重さも要チェックポイント。ピーマンは水分が抜けると軽くなってしまうため、手で持ったときになるべく重いピーマンを選ぶとよりみずみずしいピーマンを選ぶことができますよ。

おいしいピーマンを選ぶコツは「ヘタの状態」「ツヤ・ハリ」「重さ」の3つのポイントを押さえることが重要です。特にヘタは袋に入った状態でも見分けがつくのが嬉しいポイントですよね。

炒めものや和えもの、肉詰めなど、色々な料理においしいピーマンを活用して、毎日の食卓をより楽しくおいしく彩りましょう！

監修者：初崎麻衣（Instagram / Facebook）

フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。