読めたらスゴい…。【漢字クイズ】「辻褄」はなんと読む？→気になる正解は…？

「辻褄」という言葉、どんな読み方を思い浮かべますか？

日常会話や文章の中で見かけることはあっても、実は意外と読めない人が多いんです。この漢字は単に読めるだけでなく、意味を知ると使い方も理解できて役立つ言葉。

今回はこの「辻褄」に注目し、その読み方や使い方をわかりやすくお伝えします。漢字クイズ感覚で楽しく学んでみましょう！

問題

「辻褄」はなんと読む？

「辻褄」の読み方は「つじつま」です。

見た目が少し複雑なので、初見では読み誤ってしまうことも珍しくありません。「辻褄を合わせる」「辻褄が合わない」といった言い回しで使われることが多く、「合うべきところがきちんと合う物事の道理」を表すことばです。

漢字の由来を紐解くと、まず「辻（つじ）」は「十字路」や「交差点」を表し、異なる道が交わる場所のことを指します。

「褄（つま）」はもともと「衣服の端」や「物事の端緒」を意味し、そこから派生して話や物事の細部や筋道を指すようになりました。つまり「辻褄」とは「道の交わるところの端々」＝細かな部分やつじつま、ポイントをさしている言葉なんです。

「辻褄を合わせる」というフレーズは、話や行動の中で矛盾が生じないように整える意味で使われます。たとえば友人との約束の時間を後で変更した場合、「その話と行動の辻褄が合わない」というように、説明や理由付けをしたくなることがありますよね。

またビジネスシーンでも重要な言葉です。プレゼンテーションや報告書で数字が合わなかったり、説明に筋が通っていなければ信頼性が損なわれます。ここで「辻褄を合わせる」作業が必要とされるわけです。

「辻褄」という漢字は難読漢字クイズとしてもよく取り上げられますが、読むだけでなく日常生活や仕事、さらには読書においても不可欠な考え方を示している言葉です。単に読みがわかったら終わりではなく、「辻褄を合わせる」という言葉が持つ意味を理解することでもっと言葉の楽しさや深さを味わえます。

ぜひ、次に「辻褄」という言葉を見かけたら読み方を思い出して、意味まで深く理解してみてください。

参考文献：Weblio辞書