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日常がさらに便利に!?【iPhone】“AIをロック画面に配置”する方法、知ってる〜?

  • 2025.7.30
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「AIを使えば、日常生活やビジネスシーンが便利になる」とはいうけれど、自分のiPhoneはそもそもAIに対応していないから使えないと考えている人はいませんか?

実は、使えないのはAppleの「Apple Intelligence」だけで、ほかのAIは使えるんです。

そこで今回は、Googleを普段から使用しているユーザーにとって馴染みが深い「Gemini」の使い方やロック画面に配置する方法を紹介したいと思います!

iPhoneの「Apple Intelligence」は対応機種が限られている

鳴物入りで登場したAppleのAI「Apple Intelligence」ですが、8GBのメモリを搭載したデバイスがあまりにも少なく(iPhone15 Pro以降のモデル)、利用できるのは一部のユーザーに限定されています。徐々にユーザー数は増えていくと予想されていますが、普及するのは時間がかかると見られています。

その間、非対応のiPhoneユーザーは使えないわけですが、選択肢が全くないというわけではありません。「ChatGTP」や「Gemini」「Grok」など優れたAIが存在し、iPhoneでも使用可能です。

iPhoneの機能をフルに活かすには「Apple Intelligence」ですが、まずはほかのAIで慣れてみるといいでしょう。ビジネスシーンに加え、日常生活において、近い未来に不可欠なツールとなること間違いありませんよ。

今回は、数あるAIのなかで日本人にもっとも馴染みがあるGoogleのGeminiを使って、iPhoneで使っていきたいと思います。

iPhoneで「Gemini」を使うメリット

iPhone版のGeminiは、情報検索や日常生活における様々なタスクの効率化をサポートしてくれます。iPhoneにインストールされている他のアプリをGeminiが直接開いたり、内部の機能を操作したりする機能はありませんが、できることはいくつもあります。

・必要な情報をすぐに得られる
文章で質問すれば、検索結果ではなく、答えそのものを提示してくれます。たとえば、「今日の天気」や「近くのカフェを教えて」など、日常的な問いかけにも対応しています。

・GmailやGoogleカレンダーとの連携
GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブに保存された情報をもとに、予定の確認やメールの要約などができます。

・音声入力に対応
テキスト入力だけでなく、音声でも操作できます。手が離せない状況でもGeminiに話しかけるだけで、調べものやリマインドが可能です。

iPhoneで「Gemini」を使うデメリット

iPhone版Geminiは非常に便利ですが、いくつかのできないことや制限事項もあります。

・オフライン利用は限定的
チャット機能や高度な応答にはインターネット接続が必須。また、オフラインでも利用できる場合がありますが、多くの機能はクラウド上のデータに依存しているため、事実上困難です。

・iPhoneのアプリの操作はできない
iPhoneにインストールされている他のアプリをGeminiが直接開いたり、内部の機能を操作したりする機能はありません。たとえば、「設定アプリを開いてWi-Fiをオンにして」といった操作はできません。

・iPhoneのシステム設定の変更ができない
iPhoneの通知設定やプライバシー保護などのシステム設定をGeminiに指示して実行させることはできません。

・複雑な画像編集や動画編集はできない
画像を認識して、内容について対話できますが、Photoshopのような高度な画像編集や、動画のトリミング・加工といった専門的な編集作業をGemini単体で行うことはできません。

Geminiをロック画面から使うための設定方法

それでは、さっそくGeminiをiPhoneにダウンロードして使ってみましょう。ロック画面に配置しておくと、素早く起動でき便利です。

[Geminiをロック画面に配置する方法]
1.Appストアから「Google Gemini」アプリをダウンロード

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画像:筆者撮影

2.iPhoneのロック画面を解除して長押し

 

 

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画像:筆者撮影

3.「カスタマイズ」をタップ

 

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画像:筆者撮影

4.「ロック画面」をタップ

 

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画像:筆者撮影

5.ウィジェットエリアをタップ

 

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画像:筆者撮影

6.ウィジェットを追加から「Gemini」をタップ

 

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画像:筆者撮影

7.6つのウィジェットから選択できるので「Liveで話す」をタップ

 

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画像:筆者撮影

8.「×」「×」とタップ

 

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画像:筆者撮影

9.「完了」をタップ

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画像:筆者撮影

実際にGemini(Liveで話す)を使ってみた

iPhoneのウィジェットには、「プロンプトを入力する」「Liveで話す」「マイクを開く」「カメラを使う」「画像を共有する」「ファイルを共有する」の6種類があります。今回は、人と話している感覚に近い「Liveで話す(Gemini Live)」を試してみます。

まず、「北海道のカレーについて」質問してみました。

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画像:筆者撮影

すると、北海道のカレーの特徴を教えてくれたあとに、おすすめの有名店を紹介してくれます。そして、次に「函館にもある?」と質したところ、札幌の有名店との違いを一般的な解釈で教えてくれました。

なお、「×」をタップすると、会話の内容がテキストで文字起こしされます。

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画像:筆者撮影

うん、予想以上に使えました!

まずはAIと会話してみよう

AIというと、どうやって使っていいのかわからないという人が多いかもしれませんが、会話をしながらより精度の高い情報を得ることが可能です。

まだAIを活用できていないという方は、ぜひこの機会に試してみてください。音声アシスタントより簡単に操作でき、そして便利ですよ。


ライター:さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集:TRILLニュース