ほったらかし＆時短、忙しい日のお助けアイテム！ 話題の“タイパ家電”4選

タイムパフォーマンスに優れた、忙しい日のお助けアイテム。人気機種がますます進化して、さらなる多機能ぶりを発揮中。

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調理の負担を軽減したり、本格的な料理が楽しめたりと、毎日の食卓を彩ってくれる家電の数々。便利な調理家電やキッチンツールは、SNSなどでバズることも多く、それだけ注目度は高い。そこで家電女優の奈津子さんに、最近の調理家電のトレンドについて聞いてみると、多機能化とシンプル化が二極化してきているそう。

「高機能でハイエンドな機種はもちろん、あえて機能をシンプルにして価格を抑えたものも増えてきて、それぞれ人気が高まっている印象があります。高機能なアイテムは、ほったらかし＆時短需要の流れから“タイパ家電”が続々登場。忙しい方や料理が苦手な方でもこれ1台あれば簡単に作れるだけでなく、手間ひまかけたようなこだわりの味に仕上げてくれる、まさに“救世主”とも呼べる調理家電が話題です。その一方で、1つの機能に特化した一芸家電やお楽しみ家電の需要も伸びています。“こんなのあったら嬉しい”を叶えてくれるユニークなアイテムは、ユーザーの気持ちを満たしてくれるニッチなものがどんどん登場し、大きな広がりを見せています」

選択肢が増えたからこそ、自分のライフスタイルに合ったものを見極めて、食生活に楽しさと彩りを与えてみては。

タイパ家電

左から、TOSHIBAの石窯ドーム（R）ER‐D3000B、炎匠炊き（R）RC‐10SGX、SHARPのヘルシオ ホットクック KN‐HW24H、レコルトのハイスチームエアーオーブン

【TOSHIBA】石窯ドーム（R）ER‐D3000B
 300°Cの高火力のオーブンで本格調理。
人気のオーブンレンジ「石窯ドーム（R）」の新製品。高温300°Cの熱風で2段調理ができ、加熱ムラを抑えながらパンやお菓子も楽しめる。角皿に並べるだけで本格料理が簡単にできる「石窯おまかせ焼き」機能が便利。7月発売。オープン価格（東芝 TEL：0120・1048・76）

【TOSHIBA】炎匠炊き（R）RC‐10SGX
 真空水で、ハリ・ツヤのあるご飯に炊き上げる。
新たにラインナップに追加された、こだわり派のハイエンドモデル。内釜の中を真空にし、圧力差でお米の芯までたっぷり吸水させる真空ポンプ搭載。さらに空気を抜いて“真空水”を作り出す工程「追い真空」が追加され、甘みやハリのあるご飯に。7月発売。オープン価格（東芝）

【SHARP】ヘルシオ ホットクック KN‐HW24H
 ほったらかし調理家電の代表格がさらにタイパに。
水なし自動調理鍋のかきまぜ機能と加熱制御の進化により、調理時間を従来機に比べ最大約30％短縮を実現。さらに本体底の熱板に汚れが取れやすい「らっクリーンコート」を新採用することで、お手入れもより簡単に。￥66,000＊編集部調べ（シャープ TEL：0120・078・178）

【レコルト】ハイスチームエアーオーブン
 人気のノンフライ調理オーブンがさらに進化！
定番のノンフライ調理に加え、大量のスチームと高温の熱風を大型ファンで循環させる「ハイスチーム」モードが新搭載。蒸気と熱風で食材の潤いを閉じ込めて焼き上げるため、蒸すだけでも焼くだけでもない、おいしさのいいとこ取り！ ￥29,700（レコルト TEL：03・6804・5538）

Profile

奈津子さん

芸能界イチ家電に詳しい女優。家電製品アドバイザー資格を保有し、250台以上の家電と4歳の息子と暮らす。TOKYO FM『スカイロケットカンパニー』にレギュラー出演中。インスタグラムは@natsuko_kaden

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写真・田村昌裕（FREAKS） スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・鈴木恵美

anan2452号（2025年6月25日発売）より