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「生き残ったあぁ!」出世のため絶対に離婚できない夫。帰ると連絡した私に…狂気の決意を?<夫を捨てます>

  • 2025.6.13

デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、その生活から抜け出すため、育休明けの復職を目指して保活に励むも、認可保育園の選考に落選。
仕事を諦めたくないみゆきさんでしたが、認可外保育園への入園を夫に却下され、仕事や育児、家事のすべてを否定されます。結局、仕事を辞め、みゆきさんは夫に怯えながら暮らすように。
夫は、専業主婦となったみゆきさんから全財産を取り上げ、育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費をほとんど渡されず、みゆきさんは、ごはんすらまともに食べられない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが助けに入り、みゆきさんは息子と一緒にももこさん宅に避難。翌朝、夫から何の連絡も来ていなかったことに絶望し、愛されていないと自覚し、洗脳から目が覚めたみゆきさんは「夫を捨てる」と決意。
一方、妻子を心配することなく栄転に舞い上がるシュンさん。しかし、上司から「家庭を大切にしていない部下は必要ない」と断言され、内心大慌て。焦ってみゆきさんに連絡するも、スルーされ……?

焦った夫は仕事でミスを?

俺は、本来ならばボロ雑巾のように捨ててやるはずだった妻に連絡を取り続けるしかありませんでした。しかし、この俺が謝罪までしているというのに、連絡はスルーされ……。

みゆきさんとれんとくんが家を出て行ってしまった家庭の現状が、出世に影響すると焦るシュンさんは、みゆきさんを家に戻すため、どうすべきか策をめぐらせていました。

そしてシュンさんは、焦りからか仕事でミスをしてしまいます。

バカにしていた上司にも注意されてしまい、怒りの限界はすぐそこに迫っていました。そんなとき、みゆきさんから「今夜、帰ります。」と一通のメッセージが。

帰ってくるということは離婚する気はないということだろうと考え、シュンさんは調子を取り戻します。

「振り回しやがって。再教育が必要だな」
みゆきさんへの怒りをあらわに、罰を与えることを決意するのでした。

みゆきさんからようやく連絡をもらったとき「生き残った」と喜ぶシュンさんの反応からして、自分の出世が第一で、家族は二の次だとわかります。自分の社会的評価ばかりを気にして、パートナーを道具のように扱う姿には疑問が湧きます。

出世することは家族にとってプラスになることが多いのは事実です。しかし、出世を最優先にするあまり、家族との時間やコミュニケーションを犠牲にしたり、家族の気持ちを無視して自分の考えを押し付けたりするようでは、本末転倒です。シュンさんには自分の考えを押し付けるばかりでなく、みゆきさんの気持ちに耳を傾けてほしいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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