【MLB】大谷翔平が成し遂げていない“意外な事実”　ヤ軍ジャッジとの球宴出場かけた戦いに公式が熱視線「圧倒的な支持」

MLBは4日（日本時間5日）、今季のオールスターゲームのファン投票を開始した。7月15日（同16日）にブレーブスの本拠地トゥルーイストパークで行われるなか、スター選手たちの競演には注目が集まっている。
そんななか、MLB公式サイトは「オールスターの投票が進行中で、注目すべき7つのストーリー」と題した記事を掲載し、注目ポイントをピックアップ。最多得票を争う両リーグの“二大巨頭”について触れている。

■2007、08年にヤ軍主砲が達成

MLB公式サイトが掲載した記事の1つ目のポイントに挙げられたのが、最多得票者を巡る争い。記事によると2007、08年のアレックス・ロドリゲス（当時ヤンキース）以来、2年連続最多得票に輝いた選手はおらず、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が17年ぶりの快挙に挑む。
ヤンキースの主砲はここまで打率.389、21本塁打、50打点の活躍を見せており、「ジャッジは2025年も好調を維持しており、オールスターの投票者から圧倒的な支持を得られるはずだ」と有力候補としている。
一方で、その座を窺うのがドジャースの大谷翔平投手で、「もちろん、ナショナル・リーグでMVPに輝いたショウヘイ・オオタニも見逃せない」と今季も本塁打王争いをけん引する30歳が対抗馬だと言及。
「野球界で史上初の『50-50』を成し遂げたドジャースのスーパースター」と紹介しつつ、「これは驚くべきことだが、オオタニはMLBで最多得票者になったことがない」と大谷がまだ成し遂げていない記録について記されている。
昨年は満票でリーグMVPに輝いたジャッジ、大谷による争いが予想される最多得票をかけた戦い。ジャッジが偉業に挑むなか、はたして大谷は、球宴でトップ得票を得ることができるのか。