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【韓国カルチャー】「年齢・呼び方」にまつわる日本との違いとは!?現地編集部員がご紹介

  • 2025.6.4
mamagirl

お隣の国・韓国。距離は近くても、日常のちょっとしたところで「えっ、そんなに違うの!?」と感じる文化の差がたくさんあるんです。そこで韓国在住の編集エミが“年齢の考え方”や“恋人との呼び方”など、人との距離感にまつわるポイントを3つピックアップ!日韓カップルや韓国に興味がある人なら、きっと「わかる〜!」ってなるはず♡

年齢=関係性!? 儒教からきてる上下関係のきまりごと

韓国で人間関係を築くうえで、とーっても重要なのが「年齢」。実はこれ、ただのマナーというよりも、儒教の影響が色濃く残っている文化なんです。儒教では「年上を敬う」「序列を重んじる」ことが美徳とされていて、その価値観が今も社会に根強く残っています。だから、初対面でも年齢を聞くのは自然な流れ。年上には必ず敬語を使い、言葉だけでなく態度や振る舞いも丁寧にするのが基本なんです。
一方、日本でも敬語は大切ですが、上下関係がそこまで絶対的というわけではなく、関係性や場の空気に応じて柔軟に対応することが多め。「年上だから○○しないと!」というプレッシャーは、韓国ほど強くない印象です。

年齢の数え方もちがうって知ってた?
引用元:j.m インスタグラム 同じ1995年生まれBTSメンバーVとジミンは本当の「チング」!

実は韓国では、つい最近まで独特の「韓国年齢」制度が使われていたんです!なんと、生まれた瞬間に1歳、年が明けるたびに全員が一斉に1歳年を取るというびっくりルール。たとえば、12月31日に生まれた赤ちゃんは、次の日にはもう2歳になるという計算に。

また「友達」を意味する「チング」は、“同い年で対等な関係の人”にしか基本的に使いません。

ただ、2023年に制度が改正され、今は日本と同じ満年齢(誕生日ごとに年を取る)に統一されました。
とはいえ、日常会話では今でも「韓国年齢」で話すことが多く、韓国を4年くらい住んでいる私でもいまだに慣れず、たまに混乱してます(笑)

呼び方にも年齢が関係してるって知ってた?
撮影/筆者 年上男性を呼ぶ時はみんな「オッパ(오빠)!?」

韓国ドラマでよく出てくる「オッパ〜♡」と「チャギヤ〜♡」。これ、ただのあだ名じゃなくて、年齢差が前提になってる呼び方なんです!「オッパ(오빠)」は、年上の彼氏や男友だちに使う呼び方。一方「チャギヤ(자기야)」は、“ダーリン”みたいな甘々ネーム。こちらは年齢関係なく使われるけど、これまた韓国らしいラブラブ感強めな印象♡

韓国では、年齢が人間関係のベースになる文化のため、恋人同士でも「誰が年上か」で呼び方や距離感が変わるのが普通なのです!
日本はというと、名前もしくは「○○くん」「○○ちゃん」って、名前ベースで呼ぶのが主流。年上でもあえて上下関係を出さず、フラットな関係を大事にする人が多い印象です。

韓国と日本、近いようで文化の違いはこんなにたくさん!特に年齢の考え方や呼び方には、それぞれの国の価値観がギュッと詰まっているんです。違いを知ることで、もっと相手のことが理解できたり、関係がスムーズになったりすることも。日韓カップルはもちろん、韓国のカルチャーに興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね♡

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