「これだから老害って言われるんだろ」歩道で高齢者を罵倒する男性…周りが注意した内容に「尊敬です」＜検証動画＞

あらゆる状況下での”Random Acts of Kindness”（不特定の人に対する親切な行為）をテーマに社会実験を行うYouTubeチャンネル『NotAlone〜みんなひとりじゃない〜』。プロの俳優が日常で起こり得るシチュエーションをリアルに演じ、その場に居合わせた人たちの心境や考えを取材する動画は、多くの注目を集め、登録者数86.7万人（2025/06/24現在）に上ります。

今回は、同チャンネル内の数ある動画の中から『【高齢者罵倒】怖わかったけど我慢できなかった…美女の勇気に心を打たれる』を紹介。18万回以上再生（2025/06/24現在）されているこの動画では、スマホを見ながら道を歩く若い男性が、反対側から歩いてくる年配の女性とぶつかり「ばあさん邪魔だよ！」と罵倒を浴びせる現場に遭遇した通行人が、どのような行動を取るのか検証されています。

「迷惑なんだよ！」高齢者に罵倒を浴びせる男性を見かけたらどうする？

今回は、道を歩く男性が高齢の女性とぶつかり、罵倒を浴びせるというシーンが演じられます。

若い男性は、スマホを見ながら道を歩いていて、向こうから高齢女性が歩いてくるのに気が付きません。ぶつかった際、男性は「おい！ばあさん邪魔だよ」「あんたみたいな人が外で歩くと迷惑なんだよ」と、トゲのある言葉を投げかけます。

さらに、男性の罵倒はエスカレートし「俺たちが働いた税金で生きてるのに」「他の若い子の将来奪ってどうすんの？」と一方的に詰め寄ります。高齢女性は言葉を返せません。

通行人の対応は？

まず最初にクローズアップされたのは、ハットを被った男性。

2人の側を通りかかった男性は、そのまま「どうしたの？」と声をかけます。

また、別のシーンでは、若い女性や長身の男性も「すみません」「どうしましたか？」と、思わず話しかけていました。

「この人がトボトボ歩いてたので、家で大人しくしててくださいって伝えたんですよ」と返答する若い男性。

それに対して、長身の男性は「わざわざそんなこと言う必要ないと思います」と返しました。また、ハットの男性は「老人が全員家を出ないのは無理でしょ？こっちも気を使ってあげないと」と諭します。若い女性は「それ伝える必要ありますか？もうちょっと伝え方があると思います」と返しました。3人とも、女性を守るような言葉を投げかけました。

さらに、ハットの男性は「自分が年下の人に同じこと言われたら悲しくない？自分もそのうち歩けなくなるんだよ」と加えました。

声をかけた通行人たちの心境は？

そこへ撮影スタッフが駆けつけ、通行人たちに、YouTubeの撮影であることを明かします。そして、声をかけた際の心境をインタビューしました。

ハットの男性は「自分の母親とかがやられているのを見たら嫌だから飛び込んだ」と話しました。

若い女性は「怖かったから一瞬通り過ぎちゃったけど、聞こえてきた言葉が高圧的で痛々しかったので、自分がやられたら嫌だと思って話しかけた」と言います。また「見過ごすこともできたけど、その行動が自分にも返ってくると思った」と続けました。

3番目に登場した長身の男性は「言っていることはわからなくもないけど」と言います。「でも、自分の見方や考え方を変えるだけで、少しは人に優しくなれると思う」と心境を語りました。

視聴者の反応は…

動画のコメント欄には、通行人の行動に対する賞賛の声が集まっています。

自分と家族が幸せだったら、それでいいという人か本当に多い世の中で、他人の見ず知らずのおばあさんを見て見ぬふりをしないで助けるなんて人間として本当に尊敬します。素晴らしいです！

青い服の男性冷静な対応ですね中々出来ない事なのに瞬時に対応素晴らしいと感じました。

オレだったら、冷静に話せないかもです。冷静に話せる皆さんには、尊敬です。

今回は、困っている人を助ける通行人たちの勇気ある行動と、相手に伝わるように冷静に話しをする優しい言葉が、心に響く動画でした。

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動画：『【高齢者罵倒】怖わかったけど我慢できなかった…美女の勇気に心を打たれる』
協力：『NotAlone~みんなひとりじゃない~』

NotAlone～みんなひとりじゃない～
“Random Acts of Kindness”（あらゆる状況の中での不特定の人に対する親切な行為）をテーマとするさまざまな社会実験を行い、視聴者に届けているYouTubeチャンネル。プロの俳優が日常で起こり得るシチュエーションをリアルに演じ、その場に居合わせた人の心の中にある優しさや勇気を引き出す動画に、感動の声が多数寄せられている。
・Instagram：Not Alone〜みんなひとりじゃない〜
・tiktok：notalonejp
・X：NotAlone 

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。